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2020年03月24日21:43

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緑内障の検査を受けるひとへ(ご参考がてら)

 昨日、ラズリの散歩でお寺の境内へ。
 庭師さんが作業をしていて、向こうから「こんにちは〜」などと話し掛けられたので、思い切って訊いてみた。
「裏山のハイキングコースに八重桜はありませんか? 桜の花の塩漬けをしたいんです」
 彼は即座に答えた。
「残念ながら山に八重桜はありませんね。なぜかと言ったら、八重は園芸種だからです。そこには1本(と言って30メートル先の木を指差しながら)、八重がありますけど」
 お寺の八重桜を盜むわけにはいくまい。また、観光客が多い名刹ゆえ、社務所に行って「一枝ちょうだい」とも言いにくい。
「ちなみにですね、桜の葉の塩漬けは大島桜の葉っぱ、と決まってるんです。花を塩漬けするのは五分咲が適切だと思います」
 私が質問するよりも前に先を読んで彼はそんな知識を披瀝してくれた。勉強になります。
 春分の日に桜餅を買った。餠の上に塩漬けの桜花が一輪置かれていて、捨てるのがもったいないので、ハーブティーを入れた際にその花を浮かべたら馥郁とした香りが立ち昇って、桜花の塩漬けを作りたくなっただけ。

 本日は先週水曜日にやり残した検査を受けるために眼科へ。緑内障の(有無の)の検査だ。1年半くらい前から動体視力が悪くなって、視野も狭まりつつあるような自覚があった。
 今回は医院のほうから日時を指定されているので、待たずに済んだ。
 当たり前のことだが、視野検査は片眼ずつ測定する。真ん中の点に視線を合わせた状態で四方八方に明るい点と暗い点が灯り、そのたびに右手に握っているコントローラーのボタンを押す。
 これがまるで「早押しクイズ」とでも言うのか、1秒間に2回くらいの割であちらこちらに光が灯るのだ。そのたびにボタンを押して知らせる仕組みだが、あっと思ったところでボタンを押す前に次の光が逆方向に出る。光が灯るのは一定の間隔ではなくて、0.4秒の時もあれば1秒の時もある。見える見えない以前に、とにかく素早く反応しなければいけない。で、まだ光が出ないうちにボタンを押してしまい、「あっ、間違えた」「あっ、見逃した」などとそばの測定者に弁解してしまったのだが、客商売なのか優しい性格なのか、「大丈夫です」「大丈夫です」とその女性は応えてくれた。終了後、同じ位置の光点を複数回テストしているので、間違いは補正されます、と説明を受けた。
 視野検査は知能テストに似ている。時間内に数多くの計算とか間違い探しをして点数を競うアレだ。またこうも言える。普段から「ゲーム」をやっている人は素早くボタンを押す訓練ができているわけで、ゲーマー向きだ。
 片眼で4分くらいか。最初は集中力があって微かな光でもはっきり見えるのだが、だんだんと目が疲れてきて、最後のほうは視覚がぼやけて来た。両眼の測定が終わったら、私、疲れてました(笑)。
 5分くらい経って医師の診断があって、初期緑内障だった。
「緑内障だと言えます。しかしまだ初期段階なのでご心配なさらず。普通はこのあたりだと気づかない人のほうが多いくらいです。でも、点眼薬を出しておきます。通常は2か月分ですが、倹約して点したら3か月は保つかな。ジェネリックなら安いですが、腐敗しにくい本薬にしときますね。なくなったらまた来てください」。
 ということで、不幸中の幸いと言うべきか。
 歳を取ると、こういうことばっか(苦笑)。諦観するしかない。

追記
 視野検査をする前の心得
1 前夜はよく寝ること
2 医院・病院に行く前にスマホを見ないこと
3 数日前から反射神経を鍛えるべく、猫とか犬と「猫パンチ」ごっこをすること
4 高速道路のパーキングと同様、コーヒーとかミントの強いガムを噛むこと。
5 前日に「太陽が眩しく見える」ようなセックスを慎むこと
6 朝ごはんにトーストを食べていいけど、ブルーベリージャムを塗ること
7 誰かを非難しないこと(目クジラを立てると見えにくくなるから)
8 ひとを羨む気持を持たぬこと(目の上にたんこぶがあると見えにくい)
9 待合室で居眠りしないこと

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