DIRT RALLY 2 キャリア用とタイムアタック用
ラリーゲームには、2タイプの走り方があって、キャリアを楽しむ走りと、タイムを出す走り。自分は、この2タイプの走りを使い分けていた。キャリアでタイムトライアル用の走りは使わない。だが、DIRT RALLY 2では、キャリアやイベントでの走りでも、タイムトライアル用の走りを使っているプレイヤーが多い。とんでもなタイムが出るので、どのような走りをしているかは、直ぐに分かる。タイムトライアル用の走りでも、キャリアやイベントで使えるだろうという発想から始まって、かなりの練習を積んで、できるようになったのだろう。自分は、両方できるので、その長所と欠点も分かっている。タイムトライアル用の走りに引っ張られて、初心者が、その走りを真似しようとして破綻する、という例がDIRT RALLY 2で多発している。初心者は、やめた方がいいと思う。タイムトライアル用の走りとは、ドリフトを多用する走りだが、普通のドリフではなく、4輪ドリフトを使う。リアタイヤだけではなく、フロントタイヤも滑らせるので、非常にコントロールが難しい。ほんの少し、ステアリング操作や、アクセル操作のタイミングがずれただけで事故る。何度も何度も、同じコースを走って、そのタイミングを覚えていくのだ。コーナーによってタイミングが全て変わるので、コーナー毎に練習する必要があり、安全マージンがほとんどない走りなので、ラインをきっちりトレースしないと、これまた事故る。速度変化でも事故るので、高速安定走行が求められる。高速巡行走行だ。自分では、そこまで、練習しないので、キャリアやイベントで使える程は、習熟度が高くはない。この走りができることよりも、事故らずに走れることに関心する。何度も走っていれば、それが普通になるのかもしれない。自分は、彼らの真似をするつもりはない。もう一つの方法を考えている。それが、キャリアでの走りのレベルアップだ。タイム的には、やはり、タイムトライアル用の走りの方が速い。だが、タイムトライアルの走りは、長いラリーには向かないのだ。高い集中力の維持が必要なので、非常に消耗が激しいのと、ちょっとでもリズムが狂うと走りが崩れてしまう脆さがある。この脆さに非常に引っかかるのだ。そこで、タイム的には、劣るが、キャリア用の走りで、タイムが出せないかを考えている。この方が、楽で、事故の確率も格段に低くなる。事故率が低くなるのが、最大のメリットだろう。それが、事故を起こさないで、完走を目指す、という走りだ。初心者の場合は、スピードが遅くてもいいので、事故を起こさないで、完走を目指す、という言い方になるが、中堅からベテランになると、ある程度のペースを保ちながら、事故を起こさないで完走する。というテーマになる。やはり、ある程度のスピードは保たないとタイムは出ない。無理なペースでは走らないが、遅くもない、という走りだ。スピードそのものは、抑えながら、ロスを減らすことでタイムを縮めていく、という走りになる。これでも、上手くいった場合は、イベントで、トップとの差が10秒ぐらいになることが、時々ある。だが、コンスタントに10秒差で抑えられるわけでもない。コースによっては大きく差が出る場合もある。ただ、この頃、トップの区間タイムを上回ることがある。無理をしないペースでも、トップのタイムより速い区間が、たまにあるのだ。まあ、向こうが事故ったのかもしれないが、全くの赤棒だったのが、時に緑に変わる時があるのだ。その区間は、かなりのタイムが出たことになる。キャリア用の、事故らないで完走する走りでも、トップクラスには、絡めないにしても、トップ100位以内には、入れるのではないかと思っている。キャリア用の安全優先の走りで、100位以内に入れれば、上出来だと思う。次の目標は50位以内だ。攻めた走りをしないで、安全優先の走りを心がけながら、走りそのもののロスをできるだけなくし、スピードを上げるのではなく、無駄を省くことで、タイムを縮めていこうという戦略だ。ライン取りも重要になるし、丁寧な走りを心がける必要もある。コーナーの前では、きっちり減速するので、事故の確率も低くなる。タイムトライアル用の4輪ドリフトをキャリアやイベントで使えるのは、ゲームならではだ。現実のラリーでは、これをやると、車と命がいくつあっても足りなくなる。それほど、事故率が高く、この走りで、事故を減らすには、信じられないぐらいの走り込みが必要になる。一日中走っているぐらいの感覚だ。そのぐらい走らないと上手くはならない。ゲームのプロは、仕事としてゲームをしているわけで、もちろん1日中ゲームをやっている。そのような環境の中で、元々が事故率の高い走りから事故を減らしていったのだろう。ご苦労さん、としか言いようがない。この走りを目指すのも、いいかもしれないが、並の練習では無理だということを理解した上でやることになる。安全マージンを取りながら、事故をできるだけ起こさないように、完走を目指す。これが、彼らトップクラスの走りに対抗する武器だ。この走りでも、最高、10秒差まで行ける。まだまだ余裕があるので、さらに差を縮められるかもしれない。この走りで重要なことは、自分は、決して事故ってはいけない、ということだ。ペースを落としているので、これで、事故っていては勝負にはならない。これは、これで、大変かもしれない。タイムトライアルのギャンブル的走りを目指すのか、キャリア的な、安全マージンをしっかり取った走りを目指すのか、は、プレイヤーによって変わるだろうが、本来のラリーの走りは、安全マージンをしっかり取った走りになる。タイムトライアル用の走りは、後から、いくらでも練習できるので、まずは、しっかりとドライビングの基本を太くするような走りを心がけた方が、長く続けられるだろうと思う。事故を起こす、ということは、走りのどこかに問題があるわけで、そこを理解できない状態で走っても、同じ事故を何度も繰り返すことになってしまいかねない。事故を起こさないで完走する、これの意味は、意外に深いのだった。
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