DIRT RALLY 2 練習方法と、その後の成長
ゲームの場合、攻略法があって、それに沿ってプレイしていけば、何とかなるようになっている。例えば、RPGのレベル上げだが、レベル上げをすると、自分の使っているキャラが強くなっていく仕組みだ。一旦強くなると、雑魚キャラにやられることはない。だが、レースゲームの場合、このレベル上げは、自分で練習して、自分が上手くなる以外になく。車は、エンジン性能が良くなる程度。エンジン性能が上がると、その分、ピーキーになって、逆に操作が難しくなったりもする。自分自身が上達しないことには、どうにもならないのがレースゲームだ。では、どのような練習の取り組み方をすると上達するのか、というところだが、では、練習をしなかったらどうなるか、練習しないで、いきなりキャリアを始めた場合など。まず、シム系のレースゲームでは、上手くいくことはない。ほぼ、無理だ。これは、DR2に限らず、他のシム系のゲームも同じ。レースゲームにも、ゲーマーモードのレースゲームと、シム系モードのレースゲームがある。マリオカートなどは、ゲーマーモードのレースゲームになる。どんなプレイヤーでも、それなりに楽しめる走りができるようになっている。だが、DR2などのシム系ゲームでは、プレイヤーを助ける機能が制限されている。アシストを全てONにしてもゲーマーモードにはならない。DR2の厄介なところは、車が壊れていくところだろう。特に厳しいのがパンクだ。ほんのちょっと岩にタイヤがヒットしただけでパンクすることがある。パンクすると30秒以上のペナルティが課せられる。修理時間という体だ。一つのSSで30秒も加算されると、もう下位に沈んでしまうしかない。ライトの破損で、夜、ライト無しで走る羽目になったりと、順位どころではなくなってしまうので、できるだけ、車を壊さないように、パンクさせないように走った方が、結果は良くなる。この、当たり前のことが、非常に重要だ。シム系モードの操作の難しさに加えて、初心者だろうと容赦はしないという非情さ、DRシリーズの人気は、この非情さもあるのではないかと思っている。まず、初心者は、酷い目に合うようにできている。そういうゲームだ。それをベテランは、ニヤニヤしながら見て楽しんでいるのだろう。酷い目に合うことがデフォのゲームになっているわけだ。そりゃ、そうだろう、シム系のドライビングモードに、リスタート制限、デイリーなどのイベントでは、ウイークリーだろうとマンスリーだろうと、チャンスは1回しかない。事故れば下位に沈む。本当のラリーは、チャンスが1回なわけで、リスタート無しは、厳しいようだが緊張感もあって面白い。長いラリーで生き残るのは、事故を起こさないプレイヤーになる。タイム差が20秒とか30秒になると、もう、走りで縮めるのは、ほぼ無理。上位のプレイヤーが事故を起こすことを、願うしかない。
つまり、事故を起こさないで完走する能力は、実は、何をおいても重要で、勝つための必須の能力になる、というわけだ。デイリーなどの、1つのSSを走るだけなら、勝負をかけるような走りも功を奏する場合もあるだろうが、ウイークリーやマンスリーでは、ギャンブル的な走りでは持たない。ラリーには二つの走りが必要で、攻めた走りと、事故を起こさないように走る抑えた走りだ。初心者は、攻めた走りばかりをやろうとして、事故ばかり起こすことになる。攻めれば良い、なんてことはなく、どのみち抑えた走りも必要になってくるので、最初から、事故を起こさないで走る走りを身につけてしまった方が、成長は早いのだ。攻める走りは、いつでもできる。アクセルを踏めばいいだけ。それよりも、しっかりとしたベーシックなドラテクを身につける方が大事だ。これが無いと、長いラリーは戦えない。攻めることが良いことだと、思い込んでしまっていて、そこは、安全に行くところだろうと思うようなポイントでも、攻めてしまい事故率が上がってしまうのだ。確かに攻めるところでは、攻めなくてはいけないが、攻めてはいけない事故ポイントが何箇所かあって、その部分は、しっかり減速して安全に通過することを優先させる必要があるわけだ。例えば、コーナー前のクレスト(凸凹)。見え難く、コ・ドライバーもあまり注意しないのだが、大きな事故ポイントになっている。気づいていないと、何度も、同じようなミスをしている場合も多いはずだ。車がコーナー前で、止まらないのだが、ブレーキのせいでも、タイヤのせいでもない、クレストで、車が浮いているのが原因だ。こういう場合は、そのクレストの前でブレーキングして減速し、車が浮かないようにする。イケイケで走っていては、気づかないことが多いわけだ。DR2のコースは、単純ではない。いろんな仕掛けが随所に設置されている。コーナー前のクレストもその一つだ。もっと嫌らしくなると、そのクレストが、斜めになっていたりする。車が横にずれていくのだ。初代DRは、そんなクレストのオンパレードだった。DR2は、まだマシな方だと思う。そういうコース上の様々な情報を解析しながら走っていかないと、速くは走れない。スピードを出しても、事故ポイントは、しっかり回避する必要があるからだ。コースを、ゆっくりでも、事故らないで完走する、ということは、コースをじっくり観察する、という意味も含まれている。プロのラリーストも、SSのレースの前には、しっかりとレッキを行い。時には、車を降りて、事故ポイントを歩いて確認したりもする。サーキットも、歩いて確認するドライバーもいるだろう。ゆっくり走る、ということは、コースから、多くの情報を吸い上げることができ、次に、ペースを上げていく時に、非常に役に立つのだ。草地のショートカットもそうだ。DR2の場合、草地に見えるが、そこに岩や杭が隠れている場合が多い。ショートカットできそうだと突っ込んだら、岩に激突した、ということが良くある。道路際の段差もそうだ。段差にタイヤを擦ったら、それだけで、スピンする場合もある。FFやRWDでは、タイヤを草地に入れただけで事故る場合もある。特にRWDでのショートカットは要注意だ。4WDでは問題ない所でも、RWDではスピンの原因になる場合がある。事故は、もう、本当に嫌になる。気持ちが滅入ってしまう。速く走らないといけない、という思い込みが事故を呼び寄せている。初心者は、ゆっくり走ってOKなのだ。徐々にペースを上げていけば良い。完走を続けていると、走るのが楽しくなる。そして、事故を起こすプレイヤーには、確実に勝てるようになる。同じ初心者同士のレースの場合、スムーズに事故を起こさないで完走するプレイヤーが最強だ。初心者の中では、トップクラスにいつの間にかなっているだろう。この関係性が、レベルが上がっても続いていく。速いプレイヤー同士のレースでも、結局ミスなく事故なく完走するプレイヤーが強い。ワンミスで負けた、なんてレースも多いはずだ。走りのタイムでは、そんなに差が出ないのだ。結局、ミスが勝敗を分けることが多い。
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