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2017年12月24日23:37

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「男はつらいよ」を旅する/機龍警察 狼眼殺手/八丁堀のおゆう4

川本三郎「「男はつらいよ」を旅する」新潮選書

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寅さんが見たものは、もはや決定的に失われた風景、人情、そしてニッポン。
「寅さんの負け犬ぶりにいまだに共感する」という著者が、〈美しきもの見し人〉車寅次郎の旅路を追って、「男はつらいよ」全作品を詳細に読み解きながら、北海道知床から沖縄まで辿り歩いた画期的シネマ紀行文。
なぜ、あのいつもずっこける放浪者はかくも日本人に愛されるのか?
映画に�狷安嵎歛�?された「時代」がいま甦る。
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川本三郎さんが「男はつらいよ」の撮影された場所を訪れる新書です。面白かったです。
映画に関するうんちくも楽しいですが、鉄道ファンでもある川本さんらしく、映画に映る地方鉄道や廃線鉄道への言及も面白かったです。


月村了衛「機龍警察 狼眼殺手」早川書房

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経産省とフォン・コーポレーションが進める日中合同プロジェクト『クイアコン』に絡む一大疑獄。
特捜部は捜査一課、二課と合同で捜査に着手するが何者かによって関係者が次々と殺害されていく。
謎の暗殺者に翻弄される警視庁。だが事態はさらに別の様相を呈し始める。
追いつめられた沖津特捜部長の下した決断とは――生々しいまでに今という時代を反映する究極の警察小説シリーズ、激闘と悲哀の第5弾。
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月村了衛さんの傑作シリーズ「機龍警察」の最新刊です。
今回ロボット兵器機龍は登場はしますが、戦闘はしません。
その分普通の警察小説に近いですね。
ですが機龍の技術が事件にからんできます。
相変わらず面白かったです。続きも楽しみ。強くお勧めです。

山本巧次「大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう4」宝島社文庫

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新たにオープンする「東京青山美術館」の目玉のひとつ、葛飾北斎の肉筆画に贋作疑惑が浮上した。
江戸時代と現代で二重生活を送る元OLの関口優佳=おゆうは、真贋をはっきりさせるため、江戸で直接、北斎に尋ねてみることに。
しかし、おゆうが調査を始めた途端、絵の売買にかかわった仲買人が死体で発見される。
事情を語るわけにいかないおゆうは、同心の伝三郎たちから疑惑を持たれながらも、現代科学と北斎の娘・阿栄の助けを得て、事件を追いかけるが……。
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山本巧次さんのシリーズ4作目です。
江戸と現代の東京に抜け穴がある設定は半村良の「およね平吉時穴道行」みたいですが、ヒロインが現代と江戸を行き来しながら捜査するというのが面白い。
今までは江戸の事件を現代の科学捜査で解決するという話でしたが、今回ははじめて現代の側から依頼された調査が江戸の事件に関係してくるという展開です。
調査の関係でおゆうが北斎と娘・阿栄と関わるのが楽しい。
北斎も阿栄も魅力的で、なんと馬琴も登場します。続巻楽しみです。
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