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2016年01月14日21:09

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不安と不機嫌を払いのけようとするものの…

 日本時間で昨夜10時半から行われたサッカーリオ五輪最終予選・対北朝鮮戦は日本が1対0の辛勝だった。サッカーの不条理さと怖さが感じられる試合で、結果は勝ちだったが2対3で負けたという内容だった。日本の得点はゴール左前7メートルにいた日本選手にマークが付いてなかったいう北朝鮮の凡ミスに拠るもので、これが最後の最後まで北朝鮮の焦りを誘い、後半は終始押し気味に試合を進めていたにもかかわらず得点は奪えなかった。ボール支配率は若干日本のほうが上回っていたと日刊スポーツのデータにはあったが(57パーセント)、これはカウントが間違っているのではないか。贔屓目に見ても50パーセントだった。北朝鮮のシュート力が日本よりさらに劣っていたから勝てたに過ぎない。もし予選突破が果たせず金正恩から死刑を食らったとしても、丸6年にわたって唯一の代表チームとして育成されてきたという経緯からしてやむを得ないかもしれない。力はあるのに選手の連携は点と点で線になっていない、っていったいどういうステート・アマだ? 普通はこの逆だ。日本を熱狂的に応援しているにもかかわらず、最後は北朝鮮の選手と監督に憤りを覚えたほどだった。わずか2週間のチーム練習しかしていない日本と6年間一緒にやっている北朝鮮。どう考えたってチーム戦術や選手間の連携は後者のほうが上だろう。選手個々のレベルも日本と較べて目立つほどの差はなかったゆえ、これは監督を始めとする北朝鮮サッカー協会に責任がある。いや、最終責任は「将軍様」ではないか。水爆実験でイエロー1枚、日本に負けてもう1枚、併せてレッドカードだ。
 今日はついに観念して歯医者に電話を掛けた。
 が、なんということだ。木曜はどこの医療機関も休診日であることをすっかり忘れていた。絶望的な気持ちになる。なにも手がつかなくなる。『えんぴつで奥の細道』を開いて字をなぞったが、自分が書いたと思われないほど荒れた字になった。昨日の夕刊にも大きく取り上げられていた村田沙耶香の『消滅世界』を読み始めるも、小説自体がつまらないのと集中力がないのとで、4分の1くらいまで読み進めたあたりでどうにも読む気にならない。軽い嘔吐感、体の熱っぽさと痛みで、終日「参ったなぁ」とつぶやきたい心境だった。
 亡くなったデビッドボウイのライブをYouTubeで延々見ていた。私はビートルズ世代じゃないので、音楽の神的な存在はデビッドボウイとか加藤和彦が好きなブライアンフェリーだ。ブライアンフェリーの近年のライブもYouTubeには多数あがっていたので、長い時間見た。ダサくてビンボー臭いフォークが好きだったくせに、いつの頃からか趣味はかっこいい男を演じようとするミュージシャンに移ってしまった。2014年のブライアンフェリーを見て、いまの時代なら「痛い」とか「劣化」などと揶揄されるのだろうなと想ってみたが、そんなことを一時とはいえ考える自分に腹が立つ。俺はくそみたいなロリコンじゃねえ、一匹で生きるロッカーだ。
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