mixiユーザー(id:6486105)

2015年12月15日21:12

319 view

2015年、漢字一文字は「痴」に決定

 昨日はあることを始めたら没頭というか沈没というのか、寝食忘れて作業を続けてしまった。今日は今日でこれまた別の作業をやり始めたらいつまで経っても終わらなくて、これについては今週いっぱいかかりそうな気がする。
 朝、珈琲を飲んでからラズリと散歩。途中で犬の糞があったので、ルールを守らない飼い主に怒りつつも始末する。私の方式はスーパー・レジ付近に用意されている薄っぺらい半透明無料袋で掴むやり方ゆえ、知らない犬のウンコを手でつまむのは不快感がある。これからうちに帰って朝メシなんだぞ。
 夕方、テレビでニュースを見たら、今年を表す漢字一文字が「痴」だと知った。
 痴という漢字の意味は、<頭の働きがにぶい。思慮分別が足りない。ぬけている。おろか>(Google調べ)。安倍と、彼の暴走に無抵抗な自民党一派、自国がどういう歴史でいまどんな状況にあるのかという知識が限りなくゼロに近いネトウヨを指しての「痴」である。そう言えば痴漢大臣も誕生したし、統一痴呆選挙なんかでも自民と保守系無所属系の独壇場になった。小泉元総理が有権者をしてA国民、B国民と名付け、思想もへったくれもない有権者=9割に向いた煽動が有意義であると唱えたのはある意味、正しかったことになる。これは日本に限ったことではなく、アメリカやフランスもだんだんと右傾化していて、そのうちに安倍スタイルが世界のスタンダードになる日が来るとも限らない。皮肉にも思慮分別が足りない人に限って、元気いっぱいで勇ましいからなぁ。
 話は一昨日まで遡る。朝日新聞の「耕論」という有識者の意見欄に、小池真理子さんが出ていた。その日のテーマは「高校生と政治活動」で、高校生活動家だった小池さんは当然のことながら奨励派として語られていた。それはともかく、まだ寝ぼけ頭で新聞を一枚一枚めくって主だった記事を斜め読みしていて、真ん中あたりの「耕論」ページで小池さんの写真が載っていて、なんで元カノが出てるんだぁ、みたいな錯覚を一瞬してしまったのだった。いや、小池さんとつきあったことは一度もないのだが、彼女は稀代の悪女で、話をした男性の8割が自分に気があるのではという妄想を抱く、という説がある(当社調べ)。女性経験が乏しい私も、当然その一人だ。
 で、翌日の日曜、ラーメン屋に行った帰り、ブックオフに少し立ち寄って、面白そうな文庫がないかと探していたら、「こ」の棚に小池さんの『夜の寝覚め』(集英社文庫)があった。あれ、どんな話だったっけ、と本文を開いてみたら、短編集だった。小池さんの単行本は全冊持っていてほぼ読破しているのだが、短編だと記憶に残りづらい。文庫で読むのもいいかと思って買い、今日の夕暮れの30分で、そのうちの一篇だけを読んだ。「旅の続き」という題名で、48歳の女性事務員が52歳の男と再婚を決め、彼の実家へ挨拶に行くため男と一緒に東海道新幹線に乗る、というだけの話だ。列車に乗り込む寸前、過去に愛した男とおぼしき車椅子の老人が介助者同行で近くの車輌に乗る姿を見た(ような気がした)。女性事務員は過去をなつかしく振り返り、男がまだ生きているということを愛しく思った。
 ネタバレになるが、やっとの思いで別の車輌へと移動したら車椅子の男は別人だった。だからドラマ性はない。……小池さんって人生の一コマを切り取る短編も巧ければ人間の半生を描く長編も上手で、いまなお10人中7人は振り返るほどの美人で、性格もよくて(私にだけ?)、元カレとしては本当に鼻が高い思いなのであった。
5 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年12月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031