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2015年06月02日20:48

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友だちについて

 昨夜11時半。MacBookの電源を落とそうとしたところで、メールを一通受け取った。元職場の同期、私と同じく早期退職をし、翌年大学教授になった優秀な男のメールだ。
 先週木曜日、彼から近況報告のメールが届いた。立て続けてに観た『駆込み女と駆出し男』と『百日紅』が思ったより遙かに面白かった、というくだりを受けて、「予想より面白かったと言えば、松家仁之という作家だ。ブックオフで偶然のように手に取り、ジャケ買いをしてとりあえず読んだら、ホームラン級の面白さだった」というような返信をした。それから数時間後、彼から再度メールが届き、松家の本をAmazonでポチった、と。私がジャケ買いした本ではなく松家のデビュー作で読売文学賞を受賞した『火山のふもとで』をチョイスした、と書かれていた。
 昨日深夜のメールは、『火山のふもとで』を読み終わったことを伝える内容で、彼なりの感想が綴られていた。私同様、高い評価だった。私が勧めた本の感想ゆえ、そのままうっちゃっておけばいいのだが、「キース・ジャレットの『ケルン・コンサート』を聴きながら読み終えた」という一文につい反応してしまい、ぼくはここぞという時、「ケルン・コンサート」を聴いている、かれこれ30年も前から、とだけ書いて返信したのだった。私は友人が少ない。彼も私と友人と言えるかどうかわからない。が、ときどき「密」になって普段は「疎」な人間関係というのが好ましく、よく考えてみたら彼のような「友だち」は人並みくらいにいるかもしれない、なんて思う。友だちの質や数について、自分が人並みであろうがなかろうが、関心はないのだが。というか、高校に入った頃にはもう既に属している社会から離脱したって孤独感がなく、むしろ近寄ってこられたら迷惑に感じていた。パラドキシカルだが、人間嫌いを表明、ないしは装うと、似たような人間が近づいてきてくれる。私も同じタイプです、と言いながら。
 今日も朝7時45分起き。コーヒー片手に新聞を開くと、年金機構がサイバー攻撃という記事が一面トップだ。が、ちょっと読む進むと、職員が(誤って)メール添付の書類を開いたため侵入されたと書かれている。これをサイバー攻撃と呼ぶのはおかしい、というか明らかに間違いだ。職員の誰かがエロサイトのフィッシングにでも引っかかったか、スパムメールの類いにしばしば添付されているウィルスにやられただけのことなのか、とまれサイバー攻撃とは大袈裟な形容だ。ちょっと可愛いという程度の女の子を「神」と崇めるのと同様、ふざけた勘違いだ。マイナンバー制度が出来たら、納税額や年金は言うに及ばず通院履歴や開設している銀行口座や、やがては思想とかセックス経験までが登録される(はず)。データが多岐に及ぶ、ということは侵入する「穴」がたくさん出来るということだ。真のサイバー攻撃を受けることは必至だが、官僚に果たして防衛意識と危機管理能力があるかどうか。
 朝食後、アジサイの苗ポットを買いに、コーナンへ。朝のニュースで交通事故の映像を見せられたものだから、普段より緊張する。最近の鎌倉はテレビの影響もあってか、異様なほど観光客が多い。道路も観光バス渋滞だった。
 八幡様周辺には黄色い制帽を被った小学生集団が複数、それぞれ一列になって歩いていた。しつけのいいガキたちだ、と感心する。私はきっと列を離れたり、前の男の子と並んで歩いたりしてたと思う。それから50年も経っても、まだ変わっていない。いや、成長しなかった、と書くべきかな。
 ここまで書いて、まだ午前中の話。おめー、話がなげえんだよ(笑)。
 帰宅したら、作曲家から手紙が届いていた。早く返事を書かなきゃ(^^)//゙゙゙。
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