mixiユーザー(id:6486105)

2015年03月19日22:15

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懸賞金

 朝、テレビのCMで「マイナンバー制」の政府広報を見て、いやな気分になる。昨日は昨日で、新聞に全面広告が掲載されていた。90年代、歴代の内閣が施行しようとしては左翼勢力が、といっても労組と市民団体と弁護士グループが中心だったが、阻んできたのに、安倍内閣になって国民的な議論もないまま今年の10月から制度の運用が始まる。12桁の番号を振られ、収入はもとより健康保険や年金、支払った税金、家族構成、医療費、資産状況などなど、個人情報が一元的に登録されて政府の管理下に置かれる、ということになる。個人的には把握されて別に困るようなものでもないのだが、政権に不信感が強い私としてはすこぶる気分が悪い。政府が悪用しようと企てたら、ブログなどで反政府的な市民と認定してその旨記載できるだろうし、異性遍歴の項目も作ってそれぞれに「○人」と数字を書き込みかねないと、いやーな想像をしてしまう。前科があるかないかくらいの判別は案外、最初からマイナンバー情報に記載されるのではないか、と思う。左翼勢力の衰退が招いたこの流れはこの先、国民のクビをじわりと締め付けていくだろう。
 ポストの中に入っていた投げ込みチラシにも不快感がつのった。
「巨大地震がいつ、どこで起きるかを教えます。」と題されたS-CAST地震予測情報、月々3000円というシステム案内で、富士警備保障という会社のパンフだ。
 いつどこで地震が起きるかを10日ほど前の段階でお知らせする短期予測で、的中率は70パーセント。「(社団)日本地震予知学会認可」とでかでか書かれているが、ホントかよ? 地震の発生は現段階で予知できない、と言ったのは当の日本地震予知学会ではなかったか(苦笑)。
 もし予知できるとしたら、これを営利団体である一民間企業が月々3000円を徴収して運営する類のものではないはずだ。等しく国民一般に報せるべき情報であることは、阪神大震災、中越地震、東日本大震災を通してよくわかったはずだ。マイナンバー制のような共産主義を標榜する全体主義国家の悪いところ、有料地震予知なんていう資本主義の悪いところを併せ取り、というのはなんとも情けない。資本主義のいいところと共産主義のいいところを取り入れた社会を目指すべきなのでは、というのが、歴史的希望であるはずだ。

 夕方、5時過ぎから珍しく大相撲をテレビ観戦。
 白鵬と琴奨菊の取り組みを見ていて、懸賞金の幕(?)を持った人たちが次々と土俵を廻っていく。
 えっ? 近所の墓石屋「石長」さんのロゴが目に入った、気がした。そんなはずないよね、田舎の墓石屋ごときが谷町のような粋筋であるわけがない。
 すべての取り組みが終わって、念のため、ネットで生まれて初めて「石長」のHPを覗いてみたら、じぇじぇ。毎日、最後から2番目の取り組みに懸賞金を出してる、ということが書かれてあった。へえええええ、と驚く。また、テレビをぼぉっと見ているようで、案外と細かなところに目を遣っている自分を褒めたくなった(笑)。最近、自分を馬鹿だ馬鹿だと思い始めているので、昨日に続いて満更でもない気に一瞬なったのであった。
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