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2020年06月27日10:48

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ロンドンナショナルギャラリー展  国立西洋美術館

今年、一番期待していた展示会。新型コロナウィルスの影響で中止になるかもしれないとハラハラしていた。3ヶ月たってやっと開催。本当に本当に日本と英国の関係者のみな様ありがとう!!泣き顔(感激の涙)これほどの美術館なのに日本で「ロンドンナショナルギャラリー展」が開催されるのは今回がはじめてなのだそう。意外!

ロンドン・ナショナル・ギャラリーは、1824年に設立。銀行家ジョン・ヒュリアス・アーガースタインが遺した38点のコレクションから始まる。今は3000点以上のコレクション。去年都美術館で開催された「コートルード美術館展」のコートルードも印象派コレクションを寄贈している。

1:イタリア・ルネサンス絵画の収集
入場するとまず目に入るのが
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カルロ・クリヴェッリ「聖エミディウスを伴う受胎告知」1486年

アムステルダム美術館でカルロ・クリヴェッリの「マグダラのマリア」に一目惚れして以来恋い焦がれている画家(そのわりに名前をすぐど忘れする)。見れば見るほど見所満載。

2:オランダ絵画の黄金時代
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レンブラントにフェルメール・・・。小品ながら宝石のような作品。

3:ヴァン・ダイクとイギリス肖像画
イギリス上流社会の優雅さに見とれる。
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アンソニー・ヴァン・ダイク 《レディ・エリザベス・シンベビーとアンドーヴァー子爵夫人ドロシー》 1635年頃

4:グランド・ツアー
ベニスには2回行ったけど、いつも建物も商店も昔の絵の通り。街並み保存の徹底さには感心しかない。・・・ディズニーシーに似た風景があったような・・・。英国上流階級の御子息はおみやげに風景画を買ったり肖像画を描かせたりイタリア絵画の収集に貢献する。
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カナレット 《ヴェネツィア:大運河のレガッタ》 1735年頃

5:スペイン絵画の発見
ムリーリョのヨハネの可愛いこと!!
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6:風景画とピクチャレスク
ツレが巨人がどこに居るかわからず悩んでいた作品。雲みたいなのでわかりづらいかも。
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ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー 《ポリュフェモスを嘲るオデュッセウス》 1829年

7:イギリスにおけるフランス近代美術受容
ロンドン・ナショナル・ギャラリーの印象派コレクションはほとんどが実業家サミュエル・コートールドの寄贈によるモノ。「フィンセント・ファン・ゴッホ「ひまわり」1888年」で特別に一部屋。大塚美術館から7枚の向日葵のレプリカも展示。
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見終わっても夢見心地。つかれちゃったので常設はまた今度にする。この展示会、予約制にしなかったら大変な混雑になったと思う。じっくり見られます。超オススメ!!
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