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2020年05月14日01:03

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そこに行けばどんな夢もかなうという

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ゴダイゴの浅野孝已が亡くなった。

思い返せば、僕が子供の頃は、『西遊記』や『銀河鉄道999』の主題歌でゴダイゴが大ヒットを飛ばしていた時代で、「モンキー・マジック」にしろ「ホーリー&ブライト」にしろ「銀河鉄道999」にしろ、今の耳で改めて聴いてもカッコいい。小学校の頃の運動会では、「ビューティフル・ネーム」でダンスをさせられた覚えがあるくらい、当時のゴダイゴは一世を風靡していた。

僕のいちばん好きな邦画は長谷川和彦監督の『太陽を盗んだ男』なのだけど、その長谷川和彦の監督第一作が『青春の殺人者』(原作は中上健次)で、この映画のサントラに起用されているのがゴダイゴだった。

なんでも、当初長谷川監督はビートルズをサントラに使いたかったらしいのだけど、楽曲の使用料が高すぎるので諦めて、当時の日本でいちばんビートルズに近いと思ったゴダイゴを使うことにしたそうな。

そこで使われているのが、このゴダイゴのデビューアルバム『新創世紀』の収録曲。「マジック・ペインティング」はたしかにちょっとサージェント・ペパーっぽいけど、全体的にはジャパニーズ・プログレという感じかな。

それにしても「GO-DIE-GO」という死と戯れているようなバンド名、最高に達観していて、それこそ無常観すら漂わせていて素敵なのだけど、僕の仏教についての原イメージにも、少なからず影響を与えているような気がする。

以前、神田・御茶ノ水で「カンダーラ」というスキーショップを見つけてのけぞったことがあるのだけど、現代日本人にとって「ガンダーラ」という地名が親しいものになる上で、ゴダイゴの果した役割も小さくなかったと思う。



ゴダイゴのギター浅野孝已さん死去 自宅で心肺停止
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=6079547
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