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2024年05月11日14:44

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由美かおる『同棲時代』『しなの川』

マイミク石川さんのコメントで、70年代から80年代にかけて日本映画が女優のヌードで客を集めていたことを思い出した。原田美枝子とかたせ梨乃の作品は既に見ているので、それ以外の裸が看板になった女優の映画を見ることにした。まず由美かおるだ。

『同棲時代』(73) 監督:山根成之
由美かおるのフルヌード後ろ姿のポスターが有名だ。映画本編では見られない。美乳を見せてくれるが、見処はその場面のみ。
原作は半分くらいしか読んでない。上村一夫は私にとっては「修羅雪姫」の絵師だ。こういうタイプの話は苦手だし。承知の上で見たけど、70年代青春映画は想像を絶する退屈さだ。それに古くさい。40年代の白黒映画より古く感じるのは何故だろう。
次郎(沖雅美)の無責任ぶりにムカつく。
おっぱいは尊いが、映画のつまらなさをカバーできるほどではない。★

『しなの川』(73) 監督:野村芳太郎
昭和初期が舞台で野村芳太郎監督なので、苦痛なく見られた。なんちゅう消極的評価だ。
織物工房のお嬢さん雪絵(由美かおる)は丁稚の竜吉(沖雅美)を誘惑するが、心変わりして国語教師(岡田祐介)と駆け落ちする。破滅型淫乱に悩むヒロインというのは、洋ピンの定番だった。サンドラ・ジュリアンに似た話があったような。
和服姿が美しい。水浴シーンのヌードに溜め息が出る。父と家出した母には性に関する秘密があった。とは言えプロットは付け足しで、由美かおるの姿を愛でるための映画だな。★★
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