猫たちによる奇跡の一夜を描く世界的に有名なミュージカル舞台の映画化作。
舞台は見ていないのでどういうストーリーか知らなかったのだが、実は何もストーリーが無いのね。猫たちによるヴァルプルギスの夜というかはげ山の一夜というか。
舞台で見ると演者たちのパフォーマンスなどでカタルシスがあるのかもしれないけど、映画で見るとそういう面白さが感じられない。これは映画として破綻しているのではないのか。
目と鼻と口と体型が人間であとは獣、という猫の造形が気持ち悪く、これこそまさに不気味の谷現象。こんなの映像で見せられても正視できないって。
サンリオSF文庫の表紙にあったイラストを彷彿させる。製作者たちは参考にしたんじゃないか、と邪推してしまう。
ログインしてコメントを確認・投稿する