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2019年04月16日03:31

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一条の使命。

貧しかったあの日の

何も持たない青年の心は、

ただ、理想に、その胸を震わせていた。

たった一人のその人の、

命を懸けた情熱に、

眠れぬ夜を涙とともに過ごした。


時は過ぎ、

情熱はさび付き、

理解できているっていう、

自己欺瞞が、

偽りの信仰を立てる。


信仰って、

最後は自分への最大の踏み絵になる。


神を思わば思うほど、

その胸震えなければ、

きっと本物になれない。


命を懸けるって言葉だけじゃない。

魂の底から、

この大樹に、最高の実りをなすために、

最後の一鍬を入れる情熱を、

人生最大の勇気を、

ふり絞らなくては。



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