膠着した試合は最後は興南が圧倒した。3−1と2点を追う土浦日大は8回に無死満塁とチャンスを作る。だがここでリリーフに立ったのは宮城君だ。
三振を一つとるとあっさりとピッチャーゴロの併殺に仕留めた。そしてその裏興南は3点を取って試合を決めた。
1番の根路銘君、昨年の智辯和歌山との試合にも1年生ながら出場していた。名前が変わっているのでよく覚えている。ものすごく足が速い。宮城君のともに2年生。楽しみな逸材である。
だが、土浦日大の最終回。代打の磯貝君がなんと本塁打を放った。宮城君の変化球をうまく救い上げた打球はレフトスタンドに吸い込まれた。試合は完敗だったが、将来プロ入りの可能性もある宮城君からの一発は大きな宝物になったことだろう。
2018年8月9日 第100回全国高校野球 1回戦(於 阪神甲子園球場)
土浦日大
000 001 001 = 2
000 021 03x = 6
興南
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