もう一本書いていこう。
BJさんに借りたスタトレ・オリジナルを見ている。出来不出来があるが、これは面白い。根強いファンがいるはずだ。古株SFファンとしては、懐かしい名前に出会う喜びもある。
「危険な過去への旅」脚本:ハーラン・エリスン
BJさんのお勧め。過去へ出かけたカークたちが究極のジレンマに陥る。20年代の大恐慌時代、宿なしに食事を与える慈善家の女性がいる。どう考えても一点の曇りもない善人なのだが、彼女を死なせなければ歴史が変わってしまうのだ。底意地の悪いプロットは、さすがエリスンだ。
「宇宙の大怪獣」脚本:ノーマン・スピンラッド
もう少しましな邦題はなかったのか。宇宙をさまよう巨大破壊兵器と手に汗にぎる死闘を繰り広げる。只者ではない面白さと思ったら、このあいだ読んだばかりのスピンラッドだった。アクションがやたらと達者な作家だから、深く納得した。
『レッドスーツ』を読み終えた。レビューは帰阪後に。スタトレをモデルにした宇宙冒険ものだ。「端役は死んでも、主役は死なない」というお約束に鋭く切り込んだ傑作である。
スタトレは昔の印象でそれほど殺伐とした作品ではないと思っていたが、改めて見直すとかなりクルーが死んでるなあ。「怪獣ゴーンとの決闘」でいきなり赤シャツの人が殺されたので笑いました。
では東京の「ミクシンフォニー」に行ってまいります。
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