mixiユーザー(id:2615005)

2014年07月23日22:44

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OTAKU USA/資本主義の終り

本日OTAKU USAなる英文雑誌を発見した。表紙はセーラームーンで、2014 Octoberとある。まだ7月だぞ。単発のマニアックな出版物か定期的な雑誌かは不明。どうも前者のような気がする。
見開きページの下半分に初音ミクproject DIVAfの記事が載ってます。なぜかF2ではない。「収録曲が多く、堪能できる」「特に『サマーアイドル』と『MEGANE』が素晴らしい」「ビジュアルに見とれて失敗を連発した」「DIVAルームが楽しい」など、かなりやり込んだ記述である。アメリカ版はWORSTがAWFULらしい。他に英文の翻訳がついたりする。曲とアニメは同じでも、バージョン違いとして収集する価値があるかも。10月の遠征で探してみよう。

・資本主義の終焉と歴史の危機 著:水野和夫
数年前、「たまには投資の勉強でもするか」と殊勝にも青島(チンタオ)で開催された経済勉強会に出席したことがある。大学教授や銀行家やらが檀上で色々話してくれたが、今後の展望については「わからない」というのが結論だった。現代のような時代は人類史上例がなく、参考にできるモデルが皆無なんだと。

素人ながら、何となく「共産主義に続いて資本主義も失敗した」ような気がしていた。この本を読んで、ぼんやりと見えていた像にピントが合ったような気がする。
著者によると資本主義とは、要するに遅れた地域から先進地域が富を収奪する仕組みのことだいう。開発が終了すると、資本家は国内の労働者から搾り取るしかない。その結果が、現代の格差社会だという。なるほど、一定の説得力はある。
本書の内容を鵜呑みにするのは単純すぎるが、最高のシステムと思われていた自由競争経済(市場原理)が金属疲労を起こして壊れかかっているのは事実だ。資本主義崩壊後には、どんな世界が待ってるのだろう。★★★
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