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2014年01月15日20:16

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ホログラフは綺麗に撮れない、ポーランドSF

BJさんにミクのホログラフカレンダーをもらった。ゲーセンプライズである。無許可製作ながら、下手すると企業の正規品より出来がいい。中でも感動したのが「レーシングミク2013セパン島限定バージョン」だ。ほとんど裸で、日に焼けた肌がまぶしい。そういえば同人誌でこんなのがあった。レーシングミクたちの女子会で、他のミクが「この服、どんな構造なの」と触ると、全部脱げてしまい「いやーん♪」
確かにどうやって装着しているのか不思議な服だ。実物はとても可愛いのだが、ホログラフて上手く写真にうつらないんだな。

それはそうと、「ミライ2」トコトンのタッチモードで、『インビジブル』をクリアした。残るは『骸骨楽団とリリア』一曲を残すのみ。

本日の読書日記です。
・ソラリスの陽のもとに 作:スタニスワフ・レム
ポーランドのSF小説である。半世紀近くも昔、ソ連製の大作映画として公開され、催眠必至の退屈映画として名を轟かせたものだ。映画は評判に脅えて見てません。小説は読んだはずだが、綺麗に忘れているので初読のようなものだ。

覚悟して読み始めたが、全然退屈ではなかった。けっこう引き込まれる。
惑星を覆う海そのものが生物だ。海は訪れた地球人たちの心を読んで、自在に姿を変える。死んだ恋人の姿で現れた海を前に、主人公は苦悶する。

圧倒的に異質な知性を描いて秀逸である。主人公は恋人を採血して、顕微鏡で調べる。期待した赤血球は見つからず、のっぺりした原形質だけが視野に広がっていてショックを受ける。いいね、こういう描写。いかにも科学者らしくて。

実はSFマガジン初音ミク特集号に、「初音ミクはソラリスの海だ。あなたの望むものに姿を変える」という一文があったので、再読したくなったのだ。読み終わってみると、確かにその通り。私も海に溺れるのかな。★★★★
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