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2013年11月30日01:12

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「ナデシコ」挫折、追悼・やなせたかし先生

BJさんに借りた「ナデシコ」の9話と10話を見た。9話はバーチャル学園生活を楽しみ、10話は海水浴場で自己中お嬢様に出会う。こんな戦争が、どこの世界にあるかっ。ノリが「うる星やつら」そのままだ。「うる星」はSFギャグだから、あれでいい。地球が半壊するような大暴れでも誰も死なないし。
本作はいちおう宇宙戦争なんだろ。現に何万人も死んでるんだろ。よくはしゃぐ気になれるよな。レトロなロボットアニメが作中作として登場するのはユニークではある。本筋がシリアスで高度なSFだったら、さぞ対照の妙が楽しめたろう。こんなにおちゃらけていては、全然意味がない。もうついていけん。あとは見なくていいや。

オタクスタッフが自主製作なみの意識で作ってしまった愚作だな。悪い意味で素人ぽい、というかアニメマニア臭い。受けそうな要素を詰め込めば良いというものではない、という典型的な例だな。

弔意を込めて、やなせたかし先生の著書を紹介します。
・わたしが正義について語るなら 著:やなせたかし
以前読んだ本と内容的に重なる部分もあるが、やはりこの人の自分語りは面白い。
「本職以外に何か武器を持て」「正義はある日逆転する」などの言葉には、凡百の人生訓よりずっと重みがありますな。
アメリカ映画「風と共に去りぬ」のファンだったそうだ。知的な二枚目しょくぱんまんはアシュレーで、わがまま美人のドキンちゃんはスカーレット・オハラがモデルだそうな。ドキンちゃんとスカーレット・・・何か笑えるなあ。ご冥福を祈ります。★★★
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