若い男女が出会って恋をして別れてゆくまでの数年間を当時のポップカルチャー交えて見せる等身大ラブストーリー。
当時と言ったってつい数年前のこと。
ごく普通の男女の普通の物語で、とは言え菅田将暉と有村架純というだけで普通じゃない。結局は美男美女の話。まあ普通の男と普通の女の話を地味な顔の俳優が演じたって誰も見たくないだろう。
こういう映画は嫌いではないのだけど積極的に見たいわけでもなく、監督が好きとか原作が好きということなら見るのだが、本作は特にそういうことでもない。意外とヒットしている、ということで見ることにした。
中盤ぐらいまでの恋をしている蜜月期間はそれほど面白くなく、すれ違うようになってからやっと見れるようになってきた。
お互いに別れることを決意した二人がダラダラと歩きながら屈託のない会話をする辺りは情感があって良い。
映画としてはどうだろう、敢えて映画館で見るべき作品ではないかな。
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