謎の死を遂げた女性の検死の為に僻村を訪れた医師が村の館の過去にまつわる悲劇を知り、幼女の亡霊と対峙する。
これぞ正統派ゴシックホラー。「血みどろの入江」と同じ人が監督したとは思えないほどちゃんとしている。
雰囲気で恐怖を醸し出すのではなく、亡霊がそこにいる、という即物的な演出が意外と怖かったりする。
ストーリー自体はどうってことないけど、気楽に見れるホラー映画として良い出来だと思う。
幼女の亡霊の造作はフェリーニの「世にも怪奇な物語」そのままじゃないか。こっちの方が先か。ボールが転がる演出もそのまま。フェリーニは本作をパクったのか。
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