水の日

限りある水資源の大切さと水資源開発の重要性などついて国民の関心を高めるため、1年を通して８月が一番水を使う量が多い月であることから、1977年に国交省が初日の今日に制定しました。
この日に因んで、「水」をモチーフにしたモノトーン切り絵ができたら面白いのではとトライ。
最初は深い山の奥の清流に挑みましたが、取り組み出してから「清い流れ」をモノトーンで表現する難しさを思い知りました。
「そんなこと、やる前に気付けよ」と心の声が聞こえて来そうですが、「やってみなきゃわからんでしょ」が私の基本姿勢。
仕方なく方向を変えて、コップに注がれる「水」の姿を狙いました。
どのような形にも変える（順応）する水、その自由な動きは結構面白いです。
もっとも、物理的・流体力学的には法則に則ってはいるのでしょうが。
一方では、水の力の恐ろしさも知っておく必要があります。
温暖化によって、海水の蒸発量は過去とは大違いに増えています。
もっとも、一概に降水量が増えるとも言えず、ムラができて干ばつの地域が増えることもあるとか。
ただ、必ず何らかの形で地球に戻り（循環し）ます。時には大きな禍をもたらすことも。
「温暖化」について真剣に取り組む時期は「この先」ではなく「待ったなしの今」に迫っていると言えます。

◆昨日の似顔絵は、杉本哲太さんでした。