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2019年08月20日18:46

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『短歌用語辞典・増補新版』

『短歌用語辞典・増補新版』が刊行された。日本短歌総研編著、飯塚書店刊[2019.8]。

ざっくり言えば国語&古語辞典を歌詠みの皆さま用に特化して編集しました、というような辞典である。見出し語2604語。それぞれの項に先ず語釈が記され、続いてその言葉が使われている短歌が何首か掲載されている。

掲載されている引例歌は7347首、作者は1560名。引例歌はすべて近・現代短歌で、古典和歌は引かれていない。その7347首のうちの2首、拙詠を引いていただいた。実は今年の5月頃、かくかくしかじかの企画が進行中で、あなたさまの次の2首を引かせていただきたいがよろしいですか、というようなお手紙が届いて、承諾の返信をしたのだった。

引いていただいた2首は、「紺青」の項と「また」の項。

おほぞらの紺青深く沁み入りていづくか知らね身は喚ばれをり

夢でしか会へぬひとまたひとり増ゆ全天冥き流星の夜に

1首目は「舟」29号(2016.12)より。2首目は拙歌集『アルゴン』(六花書林、2015年)より。


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