mixiユーザー(id:2615005)

2018年01月16日23:54

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マジンガーとジャッキー・チェン

買い込んだ映画ソフトがどれもこれも面白い。アーケードでしゃぶり尽すほど遊んだFuture Toneも始めると止められない。苦手な同時押しができるようになってきた。ACの美しい画像が家で見られるので、全曲全衣装をクリアしたくなる。六人全員を衣装替えできる「DECORATOR」で水着ミク六種を使うと天国である。外出する必要がないのだが、今日は映画のハシゴをしてきた。

・カンフー・ヨガ 主演:ジャッキー・チェン
インドとの合作映画だ。考古学者のジャッキーが活躍する。ヒマラヤの氷雪地帯・ドバイの高級ホテル・インドの市場に地下迷宮と変化に富んだ舞台で軽快なアクションが繰り広げられる。
さすがの成龍も往年のように「生身の人間がこんなことをやれるのか!」と叫びたくなるような超絶アクションは披露しない。いくらスーパースターでも超人ではないのだ。そこまで期待してはいけない。そのかわり若手の中国人俳優たちが様々なアクションを見せてくれる。娯楽作としての完成度は高い。KOするだけで誰も殺さないというポリシーは変わらず。
やってることは同じなのに、まったく見飽きないのが不思議だ。一種の伝統芸能とでもいうのか。ジャッキー映画は、存在しているだけで意義がある。やってくれる限りは、見に行く。評価・・・松

・マジンガーZ インフィニティ
「またリメイクかよ」と思ったが、評判がいいので見に行った。見て良かった。
いきなりグレートマジンガーが機械獣の大群とバトル。サンダーブレークにブレストバーンを今のアニメ技術で見られるだけで行く価値はある。リアルタイムでは、すでに無邪気な子供から生意気なSF小僧の年齢になっていたので、おおざっぱすぎる設定や東映ぽい泥臭さに文句ばかり言ってた。が、数十年ぶりに立派になったマジンガーを見て涙が出るほど嬉しかった。内心好きだったんだなあ。

発掘された巨大マジンガーから現れた美少女の正体が、あっさり解明される。こんな設定なら、「私は人の心の優しさに打たれました。身を捨てて地球を救います」という展開になると思っていた。そんな生易しいものではなかった。彼女の扱いは、まさに現代の作品にふさわしい。
ジュンが妊娠しているのが、えろい。往年のファンは喜ぶか悲しむか。

ドクター・ヘルがオタクアカデミー助演賞ものの名演を見せる。
「俺がいなくなったら平和が来るはずだったな。平和が来たか?」
(甲児に)「おまえは、こちら側の人間だ」
ラストバトルは息をするのも忘れるほどの迫力だった。どう見ても兵器に見えない多種多様な機械獣たちを、いちいち技の名を叫びながら蹴散らす。これでこそマジンガーだ。リアルを追及するあまり忘れられがちなロボットアニメのダイナミズムを、ひさしぶりに見せてもらった。唯一不満があるのは、やられる敵がすべて同じ爆炎を上げること。溶けたり穴が開いたり、血のようにオイルを噴出して息絶えたりしてほしかった。
「タイガーマスクW」といい本作といい、東映は自分たちの築いた財産の価値がよくわかってるな。真価を生かしながら、現代の娯楽作として再生するのに成功している。今後も大いに期待したい。評価・・・特上と松の間
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