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2015年05月31日21:10

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J.J.HOUSEとかまんどいちばへ

 曇りだろうと思っていたらさにあらず。朝から夏が到来したようなピーカンだった。ベッドのシーツをそろそろ取り替えよう。厚みのあるボア製は手触り(というよりときどきうっぷして寝ているので顔触りというべきか)がよくて一年中使いたいくらいだが、見た目が暑苦しい。
 先々週、保護犬活動をされている人から6カ月齢のボーダーコリーがまだ飼い手が見つからず再来週の譲渡会に出る、と聞いていたので、見に行くだけと決めて、材木座海岸に面している「J.J.HOUSE」へラズリと一緒に訪ねた。アスファルトの路面温度が高いのでクルマで行くべきだが、ラズリはたった数分で車酔いをする。まあまだ若いので、影踏みをするように日陰を選んで歩いて行こう。
 J.J.HOUSEは元々保護犬の譲渡会や情報交換の場として在るのだが、カフェ営業もしている。店内に入ると、知り合いの保護活動家が「あら、ラズリ」と声を掛けてくれた。
 が、譲渡会は来週だと言う。間違った情報を言うなって(笑)。店内は当たり前のことながら犬OK!なので、マンゴーネクター400円を頼んで、ラズリにはお水。
 保護犬ボーダーがいなくて、内心、ほっとするところもあった。見るだけで終わらない可能性も少しはあるので。
 その後、海浜公園で年に1回開催される「かまんどいちば」が今日なので、大回りになるが行ってみた。いろんなブースがあって、大半がフリマや地元業者の物売りなのだが、沖縄問題の情報テントが目に入った。
 自衛隊基地が出来ることで島民が二分された「与那国島」を追ったドキュメンタリー映画のチラシを見ていると(「はての島のまつりごと」)、案内人の女性が「興味あるんですか?」と話し掛けられたので「もちろん! 昨年の衆院選挙期間に辺野古へ行ったくらいです」と答えたら、びっくり顔になった。「あらぁああああ、私もまったく同じ頃に辺野古へ行きました」と言う。
 そしてこのちょっと先に、辺野古のテントもあるので案内します、と言い、私をそこへ連れて行った。
 そこでは沖縄タイムスのスクラップ記事がまとめられていたり、また別のドキュメンタリー映画の解説やパンフレットが並んでいた(ex.「戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)」)。さらに、その隣が「神奈川朝鮮中高級学校」のブースで、ちょっと見たら、一週間の授業内容が載っている「時間割」があった。朝鮮学校に補助金を出す出さないで議論が湧き起こり、アメリカンスクールには出すのに挑戦学校には出さないという決定がなされた。文科省の教育指針に沿っていない、という理由が述べられていたが、まったく恣意的な判断だと言わざるを得ない。進学校は進学校なりに、そうでない高校はそうでないなりに、いい加減な教育プランが日本国中まかり通っている。大学入試に必要ない科目は教えないとか、逆に大学入試科目偏重のプログラムだとか、物理の授業がない高校だってある。朝鮮学校をはねるのなら、大半の高校が「アウト」なのでは(苦笑)?
 髭を生やした好青年ふうの男がぼさっと立っていたので、「昨日、日比谷と新橋の間を歩いていたらヘイトスピーチ集団が警察の先導でデモってたのに遭遇した。そこで嬉しかったことは、その馬鹿らから20メートルくらい離れたところで『ヘイトスピーチをやめてください』というプラカードを掲げたミニ集団がいたことだ」と話し掛けた。彼は嬉しそうに「よかった。素晴らしいことですね」と答えた。
 太陽がますます強く照りつけてきたので、ラズリの身を思って早々に帰ることにする。潮風がまだそんなに臭くないので気持ちいい。しかしラズリには灼熱地獄だろう。かわいそうに。
 
 ほとんど使わなくなった小刀を研ぎたくなった。きっかけは松家仁之の長編『火山のふもとで』で、主舞台の建築事務所では毎朝、鉛筆をナイフで削るところから仕事が始まる、という設定になっていた。所員には全員、オピネル(フランス)のナイフが支給されている。
 この小説であまりに感動したことから、真似をしたくなった。高倉健の映画を観た直後に観客たちが健さんになりきるのと同じ心境だ。が、普段はカッターを使っているので、買うことを慎むことにした。でもオピネルのナイフが欲しいなぁ。
 そうだ、鞘がなくなってもまだ捨てていない小刀を持っていたことを思い出した。たぶんあるだろう、というボックスを探したら、すぐに見つかった。
 かれこれ20年以上使っていない。刃の一部がこぼれている。
 刃物を研ぐ技術はないものの、砥石は持っている。研いでみよう。
 研磨用と仕上げ用、ふたつの砥石がある。まず研磨用で丁寧に何度も何度も研いで、新聞の折り込みチラシを切ってみた。が、切れ味はイマイチだ。またしばらく研磨用で研いで、仕上げ用でも研いでみた。今度ははっきり切れ味がよくなったのが確認できる。
 もう一回、初めからまた研ぐことにした。少しずつ、コツがわかってきた気がする。
 20分か30分、研ぐことだけに集中した。
 研ぎの超初心者なので、まあこんなものだろう。
 チラシを切って研ぎ味を確認し、さらに鉛筆を一本削ってみた。カッターといい勝負、というところまでたどり着けたので嬉しい。
 日記を書く前、Amazonで見てみたら563円だった。
http://www.amazon.co.jp/%E8%8B%A5%E7%8D%85%E5%AD%90-No-1-%E6%A1%9C%E3%82%B5%E3%83%A4%E5%85%A5-%E5%88%87%E5%87%BA/dp/B005XT9SLK/ref=sr_1_1?s=diy&ie=UTF8&qid=1433070162&sr=1-1
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