まだ重いなあ。幸い日記は書ける。
アーケードすべてHARDで「ココロ」「クローバー・クラブ」「恋色病棟」でエクセレント、「炉心融解」でグレートとエクセレント。
リン『リアクター』『アペンド』『チアフルキャンディ』ルカ『フェアリーマカロン』メイコ『セクシープディング』を入手。ミクに続いてルカもコンプリートした。
残り1000ポイントになってしまった。欲しい新着衣装が大量に来たら泣くぞ。まあその時は必死こいて稼ごう。
本日の読書日記。
・隠された刻 作:坂東眞砂子
13年2月に出版された本で、たぶんこれが遺作だ。
南太平洋の島を舞台に繰り広げられる欲望と情念の叙事詩である。
明治時代、ある男が借金から逃げるために鉱山人足として渡航した。
終戦末期、もと特攻隊員が秘密任務のため島にやってくる。
そして現代、現地ホテルスタッフの美郷は日本のTV局の取材を手伝うため、島に残る伝説を調査する。
明治パート主役の竹松は、博打と売淫が大好物というゴロツキだ。下手に悪知恵と行動力があるので始末が悪い。こういう野放図な人物には、苦笑しながらも惹きつけられてしまう。
二次大戦パートは、日本軍のどうしようもなさが容赦なく描かれていて、生々しい迫力がある。
現代パートは、島に伝わる砂絵や歌の謎解きが主体となる。ミステリーとして楽しめる。
味わいの違う三つの話が展開し、終盤で関連が明かされるという贅沢な構成である。夢中になって読みふけった。最高点でも良いのだが、最終章が腰砕け。明らかに蛇足だ。この部分は脳内で削除することにしました。で、一個だけ星を減らします。★★★★
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