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日記一覧

バレエを見慣れないうちはディヴェルティスマンが苦手で、意味が分からないと決めつけていた。ところが、そのうちにそれぞれのキャラクター・ダンスが面白く感じられるようになり、ついに「ディヴェルティスマンが見たい!」と思うようになってしまった。そん

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新国立劇場バレエ団ダンサーたちが振り付けた6作品の上演と、2011年に新国立劇場バレエ団のために振りつけられたという作品の再演。様々な雰囲気の作品を鑑賞することができ、いずれの作品も長くないので、飽きずに楽しめた。新国立劇場の中劇場は、今回はオ

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1演目を2回以上見ることを自分に課している。2005年に初めてマイスタージンガーを鑑賞してから16年、ついに2回目を見る機会を得た。それにしても、この作品は何もかもが冗長だ。ワーグナーゆえに上演時間が休憩込みで6時間もかかるのは仕方がないとして、登場

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レッサー・ユリィという画家を初めて知った。今回の展覧会には4点のユリィの作品が出ていて、それらがいずれも印象深かった。「風景」:日没の情景だろうか。明るくない水面の描写が秀逸だ。周囲が夕闇に溶けていく時間帯のどことなく寂しい気持ち、夜は静寂

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新制作、ピーター・ライト版・・・といっても、以前見た牧阿佐美改訂振付版を詳しく覚えているわけではないので、何がどう違うのかということは分からない。だが、プロローグで亡くなった王の葬列を提示することにより、ジークフリード王子がすぐに結婚をして

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「チェネレントラ」とは「灰かぶり娘」、つまり「シンデレラ」。今回の舞台は「プロデューサーと監督に発掘される新人女優」というコンセプト。まさに「シンデレラ」ストーリーなのだが・・・バロック感満載なチェンバロの音を聴きながら映画の撮影を模してい

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国立新美術館で開催予定だったマティスの展覧会が延期となってガッカリしていたところに、マティスのポスターが目に飛び込んできた。おっ!ポーラ美術館のコレクションが渋谷に来るのか!本展覧会はポーラ美術館所蔵の印象派から20世紀前半、30人の芸術家によ

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日時予約制とはいえ、意外と人が多かった。でも、チケットを買うのに並び、館内に入る前も並び、館内も芋洗い状態で絵を見るどころではないコロナ禍以前のゴッホ展を思えば、落ち着いて鑑賞できるだけでも有難い。今回の展覧会はオランダのクレラー=ミュラー

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以前、クールベの展覧会に行ったときに、クールベの風景画が実はあまり好きではないということに気付いた。では、誰の風景画なら好んで見ることができるだろうか? そう考えてすぐに思いついたのがコローだった。今回の展覧会でコローの油彩風景画16点を鑑賞

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アーティゾン美術館の新規収蔵作品お披露目展。カンディンスキーとミロがコレクションに加わったのならぜひ見たい!というわけで、美術館へ。企画展ではなく常設展だし、日時指定制なので、鑑賞者は多くない。作品のジャンルが多岐に及び、館内も広いので、少

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イベント会場の鉄骨、警察官や警備員、私立小学校の子どもたち、イベントに参加する人々、そして夜の繁華街の路地裏にいそうな少し雰囲気の悪い人々・・・。今回のカルメンは現在の日本の風景の中でドラマが展開する演出だ。見慣れた景色だからか、途中で少し

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クールベの風景画からは、岩の重量感や質感、水の冷たさや透明感、風の勢いはもちろん、温度や湿度も伝わってくる。草木や野生動物などの命あるものだけでなく、岩や水、普通の人々の家にも大きな存在感があり、ただそこに在るということがこんなにも崇高なの

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おとぎ話の絵本を見ているような舞台装置。衣装はきらびやかで東洋風。ソロ演奏が多く、静かで落ち着いた音楽。群舞は刻々とフォーメーションが変化。次はどのような形になるのだろうかとワクワクする。地味ながらも非常に難易度の高い踊りが連続するので、ダ

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ゴールデンウィーク中に見に行こうと思っていたのだが、緊急事態宣言発令に伴い、美術館は5月末まで臨時休館。6月になって改めて美術館のホームページを覗いてみたら、会期は延長されず、当初予定通り6月6日に閉幕となっていたので、慌ててチケットを購入した

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今年のゴールデンウィークは美術館を掛け持ちし、バレエも見て・・・と思っていろいろと計画を立てていたのだが、緊急事態宣言が発令されて美術館は臨時休館、劇場も公演中止となってしまった。そんな中、新国立劇場のバレエが無観客ライブ配信、しかも全4回

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1幕もののロシア・オペラを2本立てで鑑賞できる珍しい機会。ストラヴィンスキーとチャイコフスキーの比較ができるのも興味深く、期待を胸に劇場へ。両作品とも演出はヤニス・コッコス、指揮は高関 健。<夜鳴きうぐいす>作品のメッセージとしては、人間が人

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万全の体調で臨むこと、休憩時間を有意義に過ごすアイテムを持参すること、疲れない服と靴を選ぶこと・・・。私のオペラ鑑賞の心構えはワーグナーの大作を見たときの経験から生み出されている。ワーグナーは積極的に見なくてもいいと思いつつ、それでもチケッ

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ストーリーは童話でお馴染み、2017年に一度見ている舞台でもあるので、単純に舞台の豪華さと踊りの華やかさを楽しむことができた。お城の広間の大きなシャンデリアの下で、金糸・銀糸がきらめく衣装を身に付けたたくさんのダンサーたちが踊る。それだけでも非

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春めいてくると、外に出たくなってくる。そんなタイミングで開催されたコンスタブル展。コロナ禍で海外旅行が難しい中、ヨーロッパの田舎の風景に癒されることを期待して美術館へ。木々のざわめき、小川のせせらぎ、野良仕事の音、土埃。風景画は素直にそのま

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コロナの影響で公演が中止になったが、無観客上演でライブ配信が行われることになった。とても楽しみにしていた公演だったので、インターネット経由でもなんでも、鑑賞できたことがただただ嬉しい。劇場に足を運んで生の舞台を見るからこそ得られる喜びや感動

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京都の旅(2日目)
2021年01月03日21:34

2020年12月31日(木)朝、窓を開けたら雪が降っていたが、9時半頃には晴れてきた。京都駅に荷物を預け、伊勢丹でお年賀を手配したり、母に頼まれた買い物などをした後、伯父と伯母が絶賛していたお蕎麦屋さんへ行こうと思い、河原町丸太町へ。ある程度予想は

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京都の旅(1日目)
2021年01月03日21:30

2020年12月30日(水)コロナ禍の中、年末年始を自宅で静かに過ごすよう求められてはいるが、だからこそ観光地がどうなっているのかをこの目で見たいと思っていた。関西在住の伯父と伯母には残念だが会わないことにし、同僚にも友人にも言わずに、1泊だけ京都

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