印象派の展覧会は別にもうどうでもいいと思いつつ、「約半数が日本初公開」「最後の来日」と言われてしまうと、見逃すのも残念だと感じてしまう。混雑する前に足を運んでおこうと、会期が始まってすぐの土曜の夜に美術館へ。入り口がひっそりしていて、時間を
三菱一号館美術館は職場から30分以内で行ける。金曜と第2水曜は21時まで開いているので、多少残業したとしても、それほど時間を気にすることなく絵を見られるのがとてもありがたい。ルドンは何度か回顧展を経験していて大体の雰囲気は分かっているつもりだっ
展覧会でブリューゲルの絵が何点か出ていることはあっても、ピーテル・ブリューゲル1世からひ孫の代までの一族の作品が揃う場は滅多にない。そのような意味で今回の展覧会は非常に貴重な機会といえるだろう。この展覧会のおかげで、ファミリーが努力や工夫を
ベースは能「松風」。現代音楽とダンスパフォーマンス。2011年ベルギーで世界初演、そして今回2018年に日本初演。初めて見るコレオグラフィック・オペラの感想は「呆気にとられた」の一言に尽きる。好きか苦手かといった判断に至る以前に、「ああ、こういう作
今シーズンの新国立劇場はバレエとオペラでそれぞれ「ホフマン物語」が上演される。バレエとオペラを単純に比較することはできないが、見比べることによって何らかの発見はあるだろう。まずはバレエの「ホフマン物語」を鑑賞。バレエは女性の主人公が多いが、