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2021年12月19日21:40

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【バレエ】くるみ割り人形(新国立劇場)

バレエを見慣れないうちはディヴェルティスマンが苦手で、意味が分からないと決めつけていた。ところが、そのうちにそれぞれのキャラクター・ダンスが面白く感じられるようになり、ついに「ディヴェルティスマンが見たい!」と思うようになってしまった。
そんなタイミングで「くるみ割り人形」の公演の案内があったので、チケットを購入。その後、「葦笛の踊り」の音楽をどこかで聴いてから、頭の中が「くるみ割り人形」でいっぱいになってしまった。

いつもはマチネなので、夜の公演に行くのが新鮮だった。イルミネーションや劇場エントランスのクリスマスツリーも気分を盛り上げてくれる。
第2幕のディヴェルティスマンは有名な曲が続き、衣装も踊りも美しく、夢のようなひと時を過ごすことができた。

子どもたちもかわいらしく、賑やかで華やかで、素直に楽しいバレエなのだけれど・・・
ネズミが家の中を走り回る様子を実際に目にしたことはなくても、想像はできる。考えるだけでも寒気がする!
というわけで、ネズミの王様はジャンプも高くて踊りにもキレがあって素晴らしかったのだけれど、ネズミたちが所狭しと暴れる第1幕の後半は、原作が書かれた当初の19世紀前半頃はわりと普通に見られた情景であるのだろうとは言え、何とかならないものなのだろうかと妙に強く感じた。



振付:ウエイン・イーグリング
指揮:冨田実里
クララ/こんぺい糖の精:木村優里
ドロッセルマイヤーの甥/くるみ割り人形/王子:渡邊峻郁
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