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日記一覧

昨日、神田明神の大祓の儀も済ませて、心身ともに清浄になり、新年を迎えることが出来ました。これも日本人ならではのこと、無くならないで欲しい行事です。無くなったといえば、最近めっきりお目にかかれないものに、霜柱があります。寒い朝、小学校へ通う道

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巨星去る
2018年06月17日09:19

もともと賭け事だったお茶(闘茶)を村田珠光が仏道の修行の形に直し、さらに武野紹鷗が洗練し、千利休が茶道を完成したと言われています。紹鷗は、茶会に招かれたときの心得として、 「一座建立」(主客の心が通い合う茶会になるよう心がける

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穀雨
2018年04月15日07:35

穀雨は百穀を潤す雨という意味です。この頃の雨で、三日以上続く雨を「春霖(しゅんりん)」、降ったりやんだりする雨を「春時雨」と言います。菜の花が咲く時期なので「菜種梅雨」花が早く咲くように促す「催花雨」また、生命を与えるということで「万物生(ば

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竹の秋
2018年04月12日19:26

初夏に顔を出した筍は、すくすく育って旧暦八月ごろになると、生き生きと葉を茂らせます。そこから、この時期を「竹の春」というようになり、旧暦八月の異称にもなりました。反対に他の木々の若葉が萌え出し、花を咲かせる今頃の春、竹の葉は色褪せ、枯れてい

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花信風
2018年04月12日18:38

ここ数日、春の嵐のような風が吹いていますね。花信風とは、春から夏にかけて、花の咲くことを知らせてくれることの風をいいます。しかし、もとは中国の「二十四番花信風」ことで、暦の二十四節気中の小寒から穀雨までの八節気を二十四侯に分け、それぞれの侯

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花舞小枝
2018年04月09日16:41

四月の色は、花舞小枝。春風に揺れる花を支える小枝のような、黄色みがかったしなやかな茶色だそうです。花が咲いている木の枝に目を向けたことはありますか?新しい芽が萌える頃には、木の枝もうっすら黄緑色になり、花が咲く頃にはほんのり明るくなっている

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四月朔日(わたねき)
2018年04月01日18:12

うららかな陽射しの下、植物花を咲かせ、動物は盛んに活動を始めます。実際、旧暦では一月を春としていました。ただ、現代人の感覚は一月を春と呼ぶことには、少し抵抗を感じますね。昔は、四月一日にそれまで着いていた綿入れの着物の綿を抜きました。そこか

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桜狩り
2018年04月01日17:27

スタジオ帰りに近くの女子大の花見へ。特別開放だそうです。百年桜が有名らしく、周りにはひとだかりが。でも、ぱつんは何気なく咲いてる名前のわからないはながよかったなぁ。

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【虎ぱんっの穴】 弐
2018年04月01日04:15

「コロ」と呼ばれる奇病がある。2000年ナイジェリアで、ある女性が逮捕された。罪状は魔女。罪名は窃盗罪。魔力であるものを盗んだと言うのだ。その盗んだものは………おチン〇〇。ナイジェリアでは魔女が握手や呪文で男性のものを盗むと言う伝承がある。盗ま

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別嬪(べっぴん)
2018年04月01日04:08

もともとは「別品」と書いて、特別な品物と言う意味でした。すぐれた人に使われるようになったのは、幕末の頃。当時は男女の区別はなかったのですが、女性の容姿に限るようになってからは、「別嬪」と言う漢字をあてるようになったらしいです。「嬪」とは、宮

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【虎ぱんっの穴】 壱
2018年03月31日05:42

社会の窓昭和23~29年と34~35年の水曜日に放送されていた、NHKラジオ「インフォメーションアワー・社会の窓」と言う番組がありました。内容は納税、節電、刑事告発など、あらゆるテーマを掘り下げて鋭くレポートする社会派番組です。当時は「社会の窓」と言う

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解語の花
2018年03月31日03:54

美人を形容する言葉です。玄宗皇帝が楊貴妃をこのように称したのが始まりだと言われています。解語の花とは、文字通り言葉を理解する花と言うことですね。玄宗皇帝といえば、宮廷の梨園で自らも歌舞、演劇を指導したほどの人。よほどの教養が必要とされたでし

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美人
2018年03月31日03:53

「美」というのは、「羊」と「大」からできています。もともと、肥えた大きな羊をあらわす字で、美味(おい)しいと言う意味だったそうです。中国では、羊は山の神としてめでたいしるしで、そこから、よいと言う意味になり、きれいと言う意味にひろかって来たそ

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忘れ草
2018年03月30日15:43

かんぞう(萱草)の別名。花が一日限りで終わると考えられたため、英語ではDaylily、独語でもTaglilieと呼ばれています。実際には翌日または翌々日に閉花するものも多くあります。また、日本では、身につけると心の憂さを忘れると考えられていたところから、

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勿忘草
2018年03月30日15:26

ドナウ川の辺りに咲いていた小さな瑠璃色の花。この花を恋人に摘んであげようとして足を滑らせ、川に流され死んでしまった青年のお話はよく知られているところですね。彼が叫んだ最後の言葉が、そのままこの花の名前になりました。「私を忘れないで」日本に入

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白詰草
2018年03月30日10:17

江戸時代にヨーロッパから渡来したと言われていますが、クローバーの和名です。ガラスなどの交易品が送られてきた際、荷物のすきまに詰められていたことから「詰草」と呼ばれるようになりました。白詰草は白い花を咲かせますが、赤い花をつける赤詰草もありま

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~落花流水の情~
2018年03月30日10:14

水面に落ちた花が、ゆるやかに流れてゆく情景…昔から日本人が愛してきた風景のひとつです。気持ちよく水に身をゆだねる花と、それを大切そうに受け止めて導いてゆく流れ。むかしの人は、そこに心を通わせあう男女の姿を見たようです。お互いが慕い合う気持ち

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2018年03月29日10:06

糸編に半分と書いて絆と読みます、お互いに半分づつの糸を結び合うからです~これは名曲「絆」です。絆とは、もともと馬や犬、鷹などを木に結びつける綱のことで、「木綱」と書いていたのが、きずなになったようです。絆という字も、つなぎとめるという意味の

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時文
2018年03月29日10:04

遊女たちが自分のまごころを示すために、夜明け時や、日暮れ時などの決まった時間に送った文、これを時文と言います。同じ時刻に文を書くということは、生活の中に相手を思うことが組み込まれているということ。そして、それは、受け手の側により強い絆が結ば

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歌詠み鳥
2018年03月28日10:25

春告鳥(鶯)の別称です。特にその春、初めてなく声を初音といって、特別に待ち焦がれる声です。「うぐいす」の「す」は鳥をあらわす接尾語で、「うぐい」の方は鳴き声から来ていると言われています。鳴きはじめの声は「ウ…ウグイ」と聞こえませんか?上手にな

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目白押し
2018年03月28日10:21

鶯とイメージがかさなる目白ですが、その名のとおり目の周りが白く鶯色の可愛い鳥で、鳴き声も鶯に劣らずいい声です。鶯の「ホーホケキョ」は、実は「法、法華経」と聞かれたもの。目白は「長兵衛、忠兵衛、長忠兵衛」だそうです。なんかおかしいですね。さて

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雪洞(ぼんぼり)
2018年03月27日21:21

もともとは「せっとう」と読んで、お茶席にお客様がいないときに、炭を長持ちさせるために炉にかぶせておく覆いの事でした。白い紙で作り、くりぬいた窓を開けておいたので、雪の洞穴にみたててそう呼ぶようになったのでしょう。それを照明器具にしたのが雪洞

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金平糖
2018年03月27日21:19

色も形も可愛くて、一粒口に入れるだけで、夢がひろかっていく気がします。十六世紀、ポルトガル人によってもたらさせました。ポルトガル語でコンフェイト、それに漢字を当てたものが金平糖です。他にも、煙草、南瓜、天麩羅などもポルトガル語が語源だそうで

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大切
2018年03月27日01:39

「切」という言葉には、ひたむきなさま、心をこめてするさま、差し迫ったさま、身にしみて強く感じるさま…など、実にさまざまな意味があるようです。語源にも、刃物をピタリとあてられている様子から派生していった言葉だとか、重要な区切りを表す「切」から

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風媒花
2018年03月27日01:38

花は花粉を運んでくれるものによって、虫媒花、鳥媒花、風媒花に分けられます。風に運命を託した植物が、風媒花です。虫媒花や鳥媒花は、美しい花を咲かせたり、よい香りをふりまいたり、甘い蜜や美味しい実をつけますが、風媒花はそんなことはしません。地味

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椿の伝説
2018年03月26日18:46

青森の伝説によると~北前船の船頭は、青森の港の女と情を交わし「来年も必ず来てね、お土産に椿の実を持ってきて欲しいの」と頼まれた。椿油は当時最高の女性の化粧品だったからだ。その後、あっという間に三年が過ぎ、男は約束の椿の実を積んで青森の港に向

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雁供養(かりくよう)
2018年03月26日17:46

「雁(かも)」はカモ科の水鳥で「かり」は鳴き声からつけられた別名です。ひときわ情緒のある渡り鳥で、特に春は十羽ほどが列をなして鳴きながら北へ帰る姿は、見る者に哀れを誘い、さまざまな語句や伝説を生んできました。「雁供養」もそのひとつ。雁は秋に飛

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椿
2018年03月26日12:39

日本人と椿の関係は五千年以上前にさかのぼると言われています。縄文時代の斧や櫛が椿の木で作られているものが、多く出土しています。実からとれる椿油は有名ですが、昔はつややかな葉も賞美しました。語源も光沢のあると言う意味の「つば」からと言う説や「

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春告草
2018年03月25日18:59

「春告草」は梅のことです。奈良時代に中国から持ち帰ってこられたそうです。当時は桜より断然梅だったそうですが、平安時代ころから桜に人気を持っていかれたそうです。中国では「松竹梅」ことを「厳寒の三友」と呼びます。厳しい寒さのなかでいつも元気な姿

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春告鳥
2018年03月25日18:58

「春告鳥」は鶯(うぐいす)です。今では禁じられていますが、中世から江戸時代は鶯を飼うことが流行ったそうです。鳴き声の優劣を競う「鶯合わせ」も行われました。そのため、人々は綺麗な声の鶯を先生にして、他の鶯に美しい鳴き方を仕込んだとか。鶯も大変な

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