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2018年03月31日03:54

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解語の花

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美人を形容する言葉です。
玄宗皇帝が楊貴妃をこのように称したのが始まりだと言われています。
解語の花とは、文字通り言葉を理解する花と言うことですね。
玄宗皇帝といえば、宮廷の梨園で自らも歌舞、演劇を指導したほどの人。
よほどの教養が必要とされたでしょう。現に、楊貴妃は音楽に特に秀で、教養も兼ね備えた女性だったそうです。
美人には「もの言う花」と言う言い方もありますが、「言う」のと「理解する」のでは大きな差があります。
後宮の美女三千人、皇帝の気をひこうとした美女はたくさんいたことでしょうが、その心を理解しょうとした女性は、どれほどいたでしょう。
相手を理解するのは、とても大変難しいことです。
「私の気持ちをわかってくれるのは、おまえだけだ」そんな想いが、解語の花には込められているのでしょう。
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