長いながい梯子をただただ昇っていく。規則正しく、右左と脚を動かして。まるで、張り子の虎が、首を振るような愚直さでもって、同じ運動を続ける。行けどもいけども何も見えてはこない。いい加減、飽きの来る頃は、もうとっくに過ぎている。それでも、時おり
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