活動報告060618（Franken-Stadion）

6月18日パリ→フランクフルト、エールフランス欠航。


パリの悲劇。


怒号こだます、シャルルドゴール。
「３時キックオフなんだよ！分かってんのか、コラっ！」

さすがに俺も、国際便欠航は初めてだ。

フランクフルトから試合のニュルンベルグまで列車で２時間３０分。
スタジアムへはそこからさらに早くても３０分くらい。
ましてやＷ杯、厳重な警備下では席に着くのにさらに倍以上かかるだろう。


同じ境遇の日本サポーター、約２０名。

フランス人のグランドホステスを囲み、日本語で罵声が飛ぶ。

当然、俺達はこの試合のためにドイツへ行く。
絶対に観れないということは許されない。


振り替えの代替便も遅延し、フランクフルト着は１２時過ぎの見込み。

フランクフルト発ニュルンベルク行きの列車は乗れて１３時発。


前半の観戦は絶望的だった。。。


フランクフルトに降り立ったのは１２時２０分。
３００Ｋｍ先のニュルンベルクでキックオフ１５時。



選択肢は、未知の領域。



タクシーで３００Ｋｍぶっ飛ばす！！！

同じ境遇の日本人サポーター計４人で同乗。

「１５時までにFranken-Stadionへ！」


アウトバーンを１８０Ｋｍでぶっ飛ばし、
俺達は試合前に君が代を斉唱した。


滞在時間わずか８時間のドイツで、
ベンツのタクシーでアウトバーンぶっ飛ばした経験は生涯忘れない。

これぞワールドカップ。
試合内容とかじゃなくて、この経験が俺達のワールドカップ。

でもさすがに１日に３回も国際線に乗る経験はしたくねぇなぁ。


次は南アフリカで必ず会おう！
絶対、行くからな！