有栖川有栖「折れた岬」日本経済新聞出版
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本格ミステリの第一人者による久々のノンシリーズ長編は、青春小説ならぬ、著者初の“白秋”小説。
そして、この作品はミステリなのか否か。人生の曲がり角で、主人公が向かったのは――
還暦過ぎまでミステリ畑で名を馳せた敏腕編集者が、リタイアして南伊豆の海が望めるロッジに移り住む。
そこは<得体が知れない小説>でのデビューに立ち合った覆面作家が、ある日忽然と消えた家。
あれから9年……不可解な失踪の謎を解くのは、自分の使命――
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有栖川有栖さんの最新長編です。
有栖川有栖さんは江神探偵もの、火村探偵ものなど複数のシリーズがありますが、本作はノンシリーズの新作長編。
これは面白かったです。主人公が自分が担当していた作家失踪の謎を解こうとするのですが、、
本格ものの様に謎を追うというよりは迷いつつ謎の周辺をさまよう感じで新境地といってもいいでしょう。
ストレートに謎を追うというより読者も謎の周辺をさまよいます。
主人公が引退した編集者なのでその点も興味深い。私も退職者なのでその点も面白かったです。、
67才にして新境地に挑戦する有栖川さんはさすがです。
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