先週の上野に引き続き今度は新宿のブルターニュ。西美はほとんど国内でかき集めてきた作品だったけどこっちはカンペール美術館所蔵70点の作品。ほとんど名前を知らない作家の作品ばかり・・・なのでほとんど初見、新鮮な感動あり。
カンペール美術館は1867年開館。ブルターニュ出身のジャン=マリー・ド・シルギーの美術コレクションを元に創設された。今回は19世紀にサロンで活躍した作家から20世紀を越えてもブルターニュを描き続けている作家までを見ていく。
展示構成は
第1章:ブルターニュの風景 ― 豊饒な海と大地
まるで写真のようにリアルな顔の聖母子像はリュシアン・レヴィ゠デュルメール「パンマールの聖母」。
第2章:ブルターニュに集う芸術家たち ― 印象派からナビ派へ
夕日と赤い帆船が描かれたフェルディナン・ロワイアン・デュ・ピュイゴドー
「藁ぶき屋根の家のある風景」。色の綺麗さに見惚れる。
第3章:新たな眼差し ― 多様な表現の探求
まるでいろいろな色のボールペンで描かれたようなピエール・ド・ブレ「ブルターニュの女性」、自身が名付けた「トレイスム(格子状技法)」。
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