近美はほとんどの特別展に行っている。もちろん常設はセットで楽しむ。神保町が近いので散歩にちょうどいいし・・・なのでほとんどお馴染みの作品ばかりだろうしどうしようか迷っていたけど・・・。
今でこそ「傑作」の呼び声高い作品も、発表された当初は、それまでにない新しい表現を打ち立てた「問題作」でもありました。そうした作品が、どのような評価の変遷を経て、重要文化財に指定されるに至ったのかという美術史の秘密にも迫ります(HPより)
2022年11月時点で重要文化財に指定されている作品は68件。本展ではそのうち51点が展示される・・・とはいえ展示替えが細かいので全部見るのは無理かな。
入場してすぐに横山大観の「生々流転」をじっくり見る。今村紫紅の「熱国之巻」は常設階で元になった東南アジアの旅スケッチが展示されている。絵巻も楽しいけど、こんなスケッチもいいなぁ。
写真撮影NGだったけど鏑木清方の3部作「築地明石町」、「新富町」「浜町河岸」もあった。
「生々流転」の中で可愛かったシーン。
洋画部門で人気があったのは高橋由一の「鮭」。
マイミクさんの日記で見たくなった鈴木長吉の「十二の鷹」と「鷲置物」。近くで見ると生きているような生々しい感じ。
今回、完全に初見だったのは平福百穂の「豫譲」だけかな。でも重文ばかりずらりと並べると迫力ある。
常設では片岡珠子の「渇仰(かつぎょう)」のど迫力に元気をもらった。
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