終日晴れ間はなかった。
退勤時、空はやや茶色味を帯びた灰色だった。
記憶に残った映像を再生してみると、泥水の色に近い。
あれは雨雲だったのかも知れない。
先程妻が雨音を指摘し、その後吸煙に出た際この目で降雨を確認した。
自室に居る今は、少し開けた上窓から雨音が入ってくる。
再び出れば、もはや本降りだった。
ちょうど昨日「ずいぶん川の水が減った」「このところ全然降っていない」「この時期にそうまとまって降ることもない」等雨にまつわる会話をしたコトを思い出した。
あのときは今日が雨予報もあるとは知らなかった。
もしかしてIさんと小生の会話が、呼び水の一端を担ってたりして、ぐふふふふ。
といった想像をするのも悪くない。
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