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2022年12月11日10:48

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カンニングをして退学処分になったので山奥の高校に編入した。1

わたしはこの高校を退学処分になり生徒会室の私物を回収していた。
副生徒会長として責務をこなしていたが虚像であった。
退学処分のわたしを見て、ヘラヘラと笑う生徒会のメンバー中で働いていたのだ。
かつての威厳などなく。皆がまるで白い仮面をつけて笑うのである。
その退学の理由はカンニングをしたのだ。
消しゴムに色々書きこんでテストに望んだのだ。
そんな子供じみたカンニングは直ぐに見つかり。
教室から出され。職員室で立たされた。
「谷口、お前は退学処分だな」
担任の先生から笑みが見える。
どうやら、一発レッドカードであった。
確かに入学時にすっぱく言われたが虚像を保つ為に行った行為である。
多分、わたしを笑う人々は、わたしとなる人格が嫌いなのであろう。
一人だけわたしの退学処分を聞いて泣いている女子がいる。
「嫌だよ、先輩、嘘だと言って」
これも虚像の一つである。
こんな女子が居るから勘違いをして破滅したのだ。
成績も十位以内であった。それは睡眠時間を削って保っていたのだ。
泣いていた、女子もわたしの味方をすればいいことなどない。
わたしはわざと泣いている女子に冷たく当たり、その場を立ち去る
これでいい、この高校に未練はない。

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