今日から奈良市の「佐保川桜まつり」が始まります(4月8日まで)。
2010年からご縁を頂き、作品を行灯に飾って頂いています。
今年は東大寺さんの盧舎那仏坐像を提出しました。
例年の場所(佐保川の南側堤防、佐保川橋から100mほど東)の場所に飾って頂けると思います。
2012年、入江泰吉記念奈良市写真美術館さんから、入江氏の写真展「東大寺展」開催時に、東大寺さんの仏像切り絵を展示しませんかとの声がかかりました。
ならば、新作を作らねばと、東大寺さんへ出向き、首が痛くなるほど見上げた状態で大仏さんの周りを何周も回って、見つけたアングルからのカットです。
実際には、このようにすっきりした状態ではありません。
このアングルで見上げると、周囲の柱や銅製の供花、天井の格子などが映り込み、ごちゃごちゃしています。
でも切り絵なら、邪魔なものはすべて飛ばしてすっきりした姿でカットできます。
なお、この年の展示会は、正月2日から15日までの開催で、お正月から会場の写真美術館に毎日詰めていました。
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