プレミアの記

英国プレミアリイグを観るようになって、１０数年。
はじめのうちわけも分からず、放映されていたコトに気付いてただ観始めた。
マンＵで朴智星が大活躍し、香川がハットトリックをしていた頃。
時期的にずれもありそうだが、ブライアン・ジョンソン絡みでニューカッスルには注目していた。
当時の選手は、バアトンはじめ、キャロルやクルルなど、とにかく悪童イメエジが強く、サポオタアも荒くれが多いと言われたチイムだったが、それも含めて温かく見守っていた。
その後気付くと、ロジャアス時代〜クロップ監督就任後のリバプールに熱視線を送るようになった。
ついさっき観終わった対ウエストハム戦。
結果は１ー０という珍しくロウスコアだったが、歯車が噛み合ったときに見せる、精密機械のような超絶連携場面が幾つもある好試合だった。
サラ、マネ、ディアスの新トリオもいい。
そして野性味満点の巨漢で、ヘビメタ好きで、繊細緻密かつ超攻撃的なスタイルを追及するクロップ監督は、やはり相当面白い。
面白いと言えば、アルテタ監督後のアーセナル。
富安が「自分がいる間に黄金時代を取り戻したい」というようなことを言っていた。
たぶん彼が日本人でなくとも、この台詞を言われたら応援したくなってしまう。
スミスロウやサカなど若手の活躍も先行きが明るい。
と言うわけでこの２チイムの試合だけはフルタイムで観ている。
現役時代を観ていたジェラアド、ランパアドの両レジェンド監督も気にしつつ。
若き名将ハウ監督就任後は絶好調の、前述ニューカッスルも応援継続中だが、ビッグ６辺りと絡まないと日本語実況解説がないため、たいていハイライトのみで我慢している。
かつてのミラクル・レスターのようなチイムがまた出てくると、ますます面白くなるのだが。