今日は日付の「1・9」の語呂合わせからの「とんちの日」です。
そしてカットは、「一休さん」の愛称の一休宗純僧の似顔絵、東京国立博物館所蔵の「紙本淡彩一休和尚像(重文)」がモチーフです。
子供の頃に読み聞かせてもらった「一休さん」の複数のとんち話が、今も記憶に残っています。
後小松天皇のご落胤と伝えられ、幼くして母と別れ、お寺に出されます。
早くから詩の才能に優れ、15歳の時に作った漢詩「春衣宿花」は都中で評判となります。
大人になってからは、お正月に杖の先にドクロをしつらえて、「ご用心、ご用心…」と叫びながら町を歩き回ったり、
「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」
の歌を遺すなど、自由奔放な生き方。
戒律や形式に囚われず、女性関係だけで無く、男性関係も賑やかだったとか。
ただ、その自由なスタイルは世間にも親しまれたと言われます。
◆昨日の似顔絵は、竹野内豊さんでした。
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