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2021年06月03日21:22

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神宮スズメの独り言2021春〜49〜147キロ

今日もあの大柄なお父さんの姿は目立った。真っ黒のアンダーアーマーのTシャツに黒の短パン。右足だけ黒のサポーターをつけて真っ黒のサングラスに真っ黒のサンダル・・・

訪れた3日とも全く同じ服装ということはよほど貧乏でお金がないのか、もしくはアンダーアーマーとスポンサー契約を結んでいるかだ。

そして今日の慶應の先発メンバーにその清原君の名前はあった。7番DHの欄に。東京六大学野球のフレッシュリーグは神宮球場の7番ゲート、つまり正面玄関から入る。すぐにその試合のメンバー表が置いてあり、球場内にスターティングメンバーがコールされる前に先発メンバーを確認できる。

試合はもう清原君の活躍を期待する空気で始まった。だが、前日明治をコールドで破った法政の勢いはとどまることを知らなかった。

慶應は米子東で春夏連続甲子園出場を果たした森下君。初戦の早稲田との試合では6回を2安打完封した投手だ。法政は甲子園経験はないものの木更津総合の1年生吉鶴君。千葉の高校野球ファンとしては昨年の高校野球を見ることができなかったが、1年生から甲子園で活躍した篠木君との2枚看板だった吉鶴君に期待した。

初回は両投手とも走者を出すが無得点に抑えたが、2回。法政は1死から四球、安打、四球で満塁とすると西村君の安打と内海貴斗君の犠牲フライで2点を先制した。だが、これらの打球はともに芯をとらえられており、慶應からするとよく2点で留まったという感じだった。

しかし、慶應は3回の表に3つの四球で満塁から関君が押し出しの死球。さらに本間君の3塁への内野安打で同点。そして打席には清原君を迎え多いに盛り上がったが内野ゴロに終わった。

だが、慶應は4回の表に水鳥君の本塁打で逆転に成功する。いかにも慶應らしい逆転劇だった。だが、この水鳥君の慶應2本目の安打で3−2と逆転するが慶應の安打はそれが最後だった。その後は無安打。そして4回裏以降9点を失って、前日の明治同様サヨナラコールドで敗れた。

圧倒的な打撃力でこのフレッシュリーグを制した法政。だが、これはタイトルではない。すべては秋のためだ。そういう意味ではおそらく得たものは明治が一番大きいのかもしれない。

慶應は3番手で登板した慶應高校出身の1年生の福住君がいきなり147キロを計測した。このフレッシュリーグ最速だ。安打も打たれたし投手直撃の打球を受けて降板したが、今後、明治の加藤君や直井君、そしてすでにレギュラーとなっている宗山君や横山君。そして
早稲田の吉納君、法政の吉安君らの甲子園組と戦っていくのかと期待を持った。

高校時代は無名の木澤や津留崎など慶應付属校系からプロ入りした選手。プロ入りがすべてではないが、ほんのすこし期待の持てる慶應の無名な投手だ。

このフレッシュリーグは法政にぼろ負けで準優勝となったが、秋のシーズンに向けて楽しみも増えた。



2021年6月3日 東京六大学野球 春季フレッシュリーグ 決勝(於 明治神宮野球場)
慶應義塾
002 100 000 = 3
020 302 022x = 11
法政

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