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2021年06月03日05:52

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神宮スズメの独り言2021春〜47〜お父さんの神宮球場

昨日の東大対早稲田の試合はリーグ最終戦法政に勝った勢いがまだ生きていた。そして今日の慶應戦も・・・・・

慶應は早稲田との試合で2番手リリーフをした桐光学園の谷村君を先発させた。早稲田を相手に3イニングパーフェクト、奪三振4に抑えた。しかし今日は苦戦する。いきなり東大の先頭矢追君に初球をライト前に運ばれた。盗塁や四球もあって1死1・2塁とされたが谷村君は何とか凌ぎ、2回は三者三振。3回も先頭に安打を許すも3つの三振で抑えた。

東大は駒場東邦高校出身の松岡君が先発。駒場東邦には軟式野球部しかないが、彼は関東大会での優勝投手である。リーグ戦では明治戦に1イニングだけ投げ打ち込まれたが、今日は制球もよく慶應打線を抑え6回の1死2・3塁のピンチから犠飛による1失点と好投。秋のリーグ戦に向けて新たな戦力となる期待を持たせた。

そして7回。背番号25がベンチ前で素振りをはじめ球場内にどよめきが起こる。代打清原君の名がアナウンスされた。あの清原和博さんの長男で慶應高校時代はアメリカンフットボールをやっていたという異色の選手。第1節に引き続きお父さんも応援に来ている。がらがらのスタンドではすぐに見つかる大柄なお父さんは記念撮影やサインにも応じていた。

清原選手は残念ながらライトフライに倒れた。

慶應の捕手、善波君は明治の前監督善波さんの息子さんで、今日も彼のお父さんもスタンドに姿を見せていた。今日の第1試合は明治が出場したこともあって彼のお父さんの場合はまた意味合いは違うのだろうが・・・・

フレッシュリーグには多くの保護者が訪れる。初めて神宮でプレーするということは大学生にとっては夢のような話なのかもしれない。華やかな甲子園経験を持たない選手も六大学には数多くいる。特に東大の選手たちは・・・・

その中で東大の2番を打つ梅林君は静岡高校から2浪して東大に入学した。静岡高校時代は甲子園にベンチ入りメンバーとして出場経験を持つ貴重な選手だ。さすがに2年間の受験勉強の時間は本格的に野球をやっていなかったためすぐにリーグ戦出場とはいかないのだろうが、今日は鋭いライナーでライトの頭上を越す2塁打を放っており、秋には楽しみな選手である。

慶應は8回に栗林君のソロ本塁打が出て2−0で慶應が勝利。しかし東大は昨日の早稲田戦に続く大健闘で秋に希望を持たせた。

新しい選手たちが躍動する春。彼らのお父さんたちはもちろん、六大学ファンであるボクたちも大いに期待している。



2021年6月2日 東京六大学野球春季フレッシュリーグ グループB第3節(於 明治神宮野球場)
東大
000 000 000 = 0
000 001 01x = 2
慶應義塾

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