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2021年06月01日06:21

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神宮スズメの独り言2021春〜43〜将来を背負う選手たち

フレッシュリーグの第2試合は早慶戦。早稲田の下級生にはなじみの深い選手が多い。

2019年春のセンバツ準優勝投手の習志野飯塚君。その習志野を決勝戦で破った東邦の熊田君と1学年下の吉納君。夏の優勝投手、履正社の清水君。秋の神宮大会優勝捕手の中京大中京印出君。ずらりと揃った甲子園での有名選手たち。熊田君は昨年からリーグ戦に常時出場しているためフレッシュリーグには出ないが、これからの早稲田を背負う下級生たちの活躍を見たいと思っているファンも多いだろう。

一方慶應は印出君とバッテリーを組んでいた中京大中京の高橋投手が合格できずそのままプロにドラフト1位指名された。もし彼が入学していたらすでにリーグ戦に出場しフレッシュリーグに出ることはなかったかもしれないが、六大学ファンとしては残念な思いがある。慶應は米子東で春夏連続出場した森下君を先発させた。早稲田の先発は早実の伊藤君。

両投手ともに立ち上がりから素晴らしい投球を見せ、3回まで慶應はパーフェクトに抑えられ、早稲田は初回に先頭がストレートの四球で出るも3者連続三振。3回は安打と四球、送りバントで1死1・2塁としながらもまたしても連続三振で無得点だった。

慶應は4回、栗林君が2塁打で出塁すると斎藤來音君も2塁打を放ち1点を先制。これが決勝点となって慶應が勝利した。

慶應は森下君が6回を2安打3四球、7回から谷村然君が4三振を奪うパーフェクト投球で早稲田を抑えた。早稲田も5回まで伊藤君が投げ、その後は沢村君、斎藤正貴君、鹿田君とつないで慶應打線を抑えた。

結局早稲田は2安打、慶應は4安打。試合時間は2時間ちょうどという引き締まった試合だった。

印象に残ったのは早稲田の捕手印出君。184センチという大型捕手だがキャッチングは素晴らしく肩も強い。慶應も明治の善波前監督の息子さんで来年からは福井主将の後継者としてレギュラー捕手を目指している。

早稲田の吉納君はリーグ戦でも代打として起用され今日も3番を打ったが3三振と振るわなかった。清水君は登板機会がなく飯塚君はベンチにも入っていなかった。

フレッシュリーグなので勝ち負け以上に選手の経験の場との位置づけが大きいと思うが、ワンチャンスをものにした慶應とチャンスを作りながら完封された早稲田が今季の両校を象徴していたように思う。なお、慶應の清原君はベンチ入りした。お父さんも球場に来ていたようでネットニュースに出ていたが、試合に出るのはもう少し先かもしれない。



2021年5月31日 東京六大学野球 春季フレッシュリーグ ブロックB第1節(明治神宮野球場)
慶應義塾
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早稲田

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