2020年に観た映画。
順位をつけるものでもないけど、
備忘録的にベスト10など、やっておきましょう。
11.「マンク」
デヴィッド・フィンチャー監督
「市民ケーン」の脚本家の物語。
その秘話が実にエキサイティングだった。
10.「パラサイト」
ポン・ジュノ監督
やっぱり凄かったものは凄かった。
匂いって、強烈な影響があるンだなぁ。などとも。
9.「ミッドサマー」
アリー・アスター監督
べらぼうに明るく、白日の元で展開される恐怖映画。
元ネタの(?)「ウィッカーマン」も観ることができた。
合わせて9位
8.「その手に触れるまで」
ダルデンヌ兄弟監督
重要なテーマに真摯に取り組むダルデンヌ兄弟。
イスラム教。
マホメットは、人を殺せとは言わないと思うのだが。
7.「異端の鳥」
ヴァーツラフ・マルホウル監督
少年の、戦場での地獄巡り。
まぁ、途方もない映画体験だった。
6.「娘は戦場で生まれた」
ワアド・アル=カデフ&エドワード・ワッツ監督
こちらはシリアで地獄のような体験をする家族の映画。
ドキュメンタリー。事実の恐ろしいことといったら…。
5.「黒い司法」
ディスティン・ダストン・クレットン監督
これも事実に基づいた映画とのこと。
100人の冤罪死刑囚を救った弁護士。
しかし100人の冤罪。100人…
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アメリカって…。
まぁ、日本も冤罪じゃ負けてない気もするが(泣)。
4.「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」
グレタ・ガーヴィク監督
「若草物語」なんだけど、新しい視点を加えつつ。
実に巧みな演出なんだよなぁ。入り組んだ構成も面白かった。
3位〜1位は順不同かなぁ。
3.「はちどり」
キム・ボラ監督
14才くらいの少女の心持ちを、繊細に見つめる。
不安定に揺れ動く、主人公の気持ちの表現の素晴らしさ。
塾で出会う先生の存在も、効果的だったなぁ。
2.「燃ゆる女の肖像」
セリーヌ・シアマ監督
繊細さといえば、こちらはそれ以上かも
美しい映画だった。
画家とモデル。
二人の女性の秘められた恋を丁寧に丁寧に描いていた。
1.「おもかげ」
ロドリゴ・ソロゴイェン監督
かつて子供を失った母親が、
10年後に息子によく似た少年と出会って。
この映画も、主人公の微妙な気持ちを、
まったく声高じゃなく、説明的にもならず、
静かに表現していた。許しと再生の物語。
★他に印象的だった映画たちは、
「馬」山本嘉次郎監督
「家族を想う時」ケン・ローチ監督
「ホテル・ムンバイ」アンソニー・マラス監督
「マリッジ・ストーリー」ノア・バームバック監督
「ジョジョ・ラビット」タイカ・ワイティティ監督
「リチャード・ジュエル」クリント・イーストウッド監督
「ライト・オブ・マイライフ」ケイシー・アフレック監督
「レ・ミゼラブル」ラジ・リー監督
「なぜ君は総理大臣になれないのか」大島新監督
「お名前はアドルフ」ゼーンケ・ボルトマン監督
「悪人伝」イ・ヴォンテ監督
「自由への闘い」ジャン・ルノワール監督
「花嫁人形」エルンスト・ルビッチ監督
「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」ウッディ・アレン監督
「シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!」
アレクシス・ミシャリク監督
「アイヌモシリ」福永壮志監督
「僕は猟師になった」村本勝監督
今年も素晴らしい映画たちに出逢いたいものです
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