人工知能が幅をキカせているようだ。
何気なく見た今この画面上にも、しっかりキカせている。
「接客・商談をAIで自動化」なんぞという見出しが、この日記の右隣にある。
「いやいや、俺そんな対応された時点で無理」なんぞと思う。
そう言えば思い出した。
職場の特定高齢者を対象とした、役所関係からの電話による聞き取り調査は、機械音声によるものだった。
機械から発せられる質問に対し丁寧に応じる彼ら、彼女たちの表情からは、一様に困惑が見て取れた。
このところ自宅にかかってくることの多くなった機械音声の電話だが、ソレが聞こえるとすぐに切ってしまう自分とはだいぶん様子が違う。
「いや、だってキモいじゃん、何で機械と話さんといけんのよ?」というわけだが、もしかするとこの先はこういうのが当たり前になってゆくのかもしれない。
「まあそれはそれでいいよ、もうちょっと生命に優しい世の中になるなら」と無理くりに結んでみたものの、この問題については誰かと話してみるのもアリだな。
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