今日のカットは、京都南丹市にある清源寺さんの木喰上人が彫られた十六羅漢さんの中のお一人です。
ちょっと伏目がちで、頬にかすかな笑みを浮かべておられます。
12、3年ぐらい前でしょうか、拝観しました。そのときは狭い部屋のガラスケースの中に、十六羅漢さんらが処狭しと並んでおられます。
木喰上人は、このお寺でしばらく逗留されたようで、その間、せっせと彫られたとの説明でした。
お寺さんの説明のあとは、「どうぞごゆっくり」と私たちだけになって、続く拝観者もいません。言われた通り、ゆったりとした気分で拝観しました。
この時期、約1年間は木喰微笑仏ばかり作品にしていました。
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