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2019年02月09日16:26

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石川直樹 この星の光の地図を写す  東京オペラシティ アートギャラリー

写真家・石川直樹1977年に生まれ。

まず極地の旅の記録『DENALI』(1998年)や『POLE TO POLE』(2000年)『POLAR』(2007年)から始まる。眩しいくらいに真っ白な部屋。真ん中に大きなテント。ノースフェイスのロゴあり。こんなに大きな物も市販されているのだろうか?

南極の港町にはたくさんの住宅が見える。かなりお高いがパック旅行があるのはこういうわけか。白と青の世界は冷たく美しい。

次は『NEW DIMENSION』(2007年)。赤い土の色の部屋。太古の壁に残された手形があまりにもドラマティック。いつか本物を見てみたいなぁ。

会場内に置かれた彼の文章を読むと、写真の向こうにいる彼に寄り添っているような気分になる。不思議な等身大感覚。ビデオに映る実際の彼の姿はどこにでもいそうな好青年。「石川直樹の部屋」コーナーでは蔵書まで展示。本の背表紙を見るとその人なりが浮かび上がる。自分が読んだ本があるとちょっと嬉しかったりしてあっかんべー

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