「平凡からの出発」
19歳の自分は夢中で、
何度も読んでいた。
エル・カンターレ、
いな、大川隆法の身の上にあった現実に、
涙して、
自分の欲望を捨てて、
真理に生きる人の背中を思った。
今になって、
思い返した時に、
本当に、最善の道を歩ませたいという、
仏の親心を知る。
ふりかえるなら、
何一つ無駄もない。
ただ、
自信のなさが、
本来すくえた人をすくえなかったという、
結論につながっていく。
あの日の涙が、
永遠の大河につながるのかを、
今、僕は確認している。
仏の涙は止まることがない。
時間が過ぎれば、
答えの出ることとと、
知ってはいても、
今愛する心に、
今導く心に、
今未来を定める心に、
曇りなどないのだろう。
その背中の大きさを、
僕は知らないが、
北極星のように、
道筋と方角を教えてくれていることぐらいはわかっている。
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