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2018年11月29日09:19

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人生意気に感ず「入管法の改正と日本社会。安倍首相の南米訪問。懐かしい私のパラグアイ訪問」

◇入管法改正案が27日夜衆院で可決された。拙速の感があるが止むを得ないとも思える。衆院優越の原則から来月上旬には法律となる。人口減少社会が進む中、外国人労働者の受け入れ拡大は避けられない。この法改正は外国人との共生社会の幕開けの一歩である。
◇この国会の動きは安倍首相の南米訪問日程と関係があることだろう。首相は29日からパラグアイを含む南米3か国を訪問する。私が注目するのはパラグアイである。私は県会議長の時南米各地の群馬県人会を訪ねたが、パラグアイのことが安倍首相訪問と結び付いて甦る。南米で海のない国はパラグアイとボリビアである。パラグアイは南米のへそに位置し、地図では極めて小さいが日本よりやや大きいというから驚きである。この国とアルゼンチン、ブラジルに接するところに世界最大級のイグアスの滝がある。あの大地を揺るがす轟音が今でも耳の底に焼き付いている。私は首都アスンシオンで群馬県人会の人々と会った。県人会の関さんの一族の方、Hさんは出発前議長室を訪ね、パラグアイの母親のことを話してくれた。県人会の集いでこの母親に会った。懐かしげに娘のことを話していた。私は県人会の事務局の部屋で私の「望郷の叫び」を見て驚いた。前橋のHさんが送ったものであった。
 パラグアイは南米で最も親日的であると感じた。真面目で優秀という評価値が定着している。人々は地球の反対側で外交官の役割を果たしているかのようだ。
 大使館の古川義一領事(当時)が前橋高校出身で前橋市の私の知人と親しいことを知って驚いた。この人の母親が前橋市に住んでおられ私は帰朝後お会いした。アスンシオンでは桃色のきれいな花を咲かせた街路樹が印象的であった。ラパチョと言って国木なのだ。人々は故国の桜を思い出して懐かしむという。
 忘れられないのは途方もなく広い前原農場である。前原農場の中を車はどこまでも走る。私はアメリカ映画の「ジャイアンツ」を思い出していた。前原農場のタマゴはパラグアイ全土に出荷されるということであった。パラグアイを走ってもう一つ驚いたことはどこでもサトウキビが広く作られていることだった。車の燃料が目的なのだ。私がこの国を訪れたのは2005年のこと。あれから13年が過ぎ、この国も大きく変化しているだろう。安倍首相の訪問に大きな期待を寄せているに違いない。(読者に感謝)

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