mixiユーザー(id:12569023)

日記一覧

◇令和元年が終わる。振り返れば私は79回も年末を迎えてきた。物心ついてからでも数十回に及ぶ。その中でもこの年末の重要さはトップレベルに入るものだ。市政を語る会のある若手メンバーが言った。「先生がふるさと塾でよく語るあの敗戦以来ですか」。私が

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◇日本は今日国難の時を迎えている。それは様々な面に現われているが、私は人口減少に関して特に危機を痛感する。厚労省は24日、2019年の子どもの出生率が初めて90万人を割ったことを発表した。これは国の機関が示していた人口減の将来推計より速度が

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◇24日、前橋市長は女子学生の社会貢献を嬉しそうに語った。「のりお先生、私にその学生から手紙が来たのですよ」。市長は私のことをのりお先生と呼ぶ。長い盟友なのだ。ある女学生が成人式後に髪を切ってそれを寄付する話は新聞にも大きく載った。がん治療

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◇県が大地震に備えて道路網確保案を打ち出した。道路沿いの建物倒壊が道をふさぎ救助活動に支障が生じるのを防ぐ目的である。阪神大震災の時の状況を教訓として活かすものだ。県内の大動脈沿いの建物について耐震診断を義務づける。私は巨大地震が近づいたこ

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◇21日の「ふるさと未来塾」は今年最後にふさわしく充実したものになった。数回に亘ったフランス革命の終決で、テーマは「革命を駆け抜けた風雲児・ナポレオン」。人間にとって最も大切な自由と平等。それを押し潰す圧政。目覚めた民衆は王をギロチンにかけ

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◇昨日(19日)は大変厳しく、また充実した一日であった。「午前6時にある政治家に会う」と昨日のブログで書いたところ驚いた人がいたらしい。ある友人から「誰か、何事か」と電話。今はそれを書ける心境である。その政治家とは山本龍前橋市長であった。私

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◇振り込め詐欺などの特殊詐欺は現代社会の怪奇現象である。この形態の詐欺が発生して久しい。被害は一向に衰える風がない。昨年の認知件数は約1万6000件、被害額は360億円というから唯事ではない。犯罪は社会の実態から発生する。金を持つ高齢者の存

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◇遂に判決が下りた。懲役6年の実刑である。執行猶予がつくかと思ったがつかなかった。元高級官僚の犯罪に対して同情もあったが世の批判の目は厳しかったのだ。ひきこもりの長男を刺殺した元次官の犯罪は「80・50」問題として世の大きな関心も呼んだ。8

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◇県会議員が視察旅行に関して自ら報告書を書かないことが報じられている。これは今に始まったことでなく、悪しき慣習ともいうべき現象である。議会改革が叫ばれて久しい。議会の重要性は改めて言うまでもない。民主主義を支える柱であり、民主主義を実現する

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◇11日、元農林水産次官の初公判があった。エリート高級官僚だった人がひきこもりの長男を殺した。世間が驚愕したのは熊沢元次官の天国と地獄という衝撃のドラマを見せられたことだけではない。中高年のひきこもりという社会の土台を崩す巨大な波が迫ってい

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◇吉野さんの笑顔がいい。ストックホルムは晴天の白銀。「今日の天気のように晴れ晴れしています」と語った。毎年、ノーベル賞の季節になると今年は誰がと期待する。日本人の名が挙がると「やったぁ!」と心で叫ぶ。純粋に嬉しい。ノーベル賞は学問と文化の高

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◇ロシアが来年の東京五輪・パラリンピックから排除されることになった。国ぐるみのドーピングは五輪の精神を踏みにじるものだ。平和の祭典は公平で公正でなければならない。精神と肉体の極限に挑戦する競技は公正であってこそ価値がある。目的のために手段を

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◇「あおり運転」及び「ながら運転」が社会の大問題となり厳罰化の方向が進んでいる。交通は今日市民生活の根幹であり、交通犯罪はそれを脅かす現代の重大犯罪となっている。かつては、殺人・強盗・強姦などといった非倫理的犯罪とは異質なものという受け止め

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◇中村医師の死に衝撃を受けた。アフガニスタンで武装集団に襲撃された。民間活動団体「ペシャワール会」の現地代表だった。この会ではかつて日本人の若者伊藤和也さんが殺害されている。中村哲さん(73)がアフガンでの医療活動に関わるようになったきっか

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◇日本の若者の「読解力」急落は重大事である。国際学習到達度調査(PISA)の結果が公表された。日本は読解力の分野で前回の8位から更に順位を下げて15位。これは何を物語るのか。文科省は事態を深刻に受け止め「長文を読み書きする機会の減少」が一因

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◇私の書斎に丸い穴があいた煉瓦の塊がある。1989年に崩壊したベルリンの壁の一部である。崩壊の直後にベルリンを視察した際に入手したものである。ベルリンの壁崩壊直後、12月3日、東西冷戦が終結した。昨年は、それから30年が経過した日であること

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◇遂にその日が来たという衝撃であった。中曽根元首相の死。29日、テレビでニュース速報の文字が流れた。101歳であった。私が中曽根氏を知ったのは小学校一年の時である。昭和22年4月、小学校に入学して間もなくの頃、戦後初の衆院総選挙が行われた。

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◇今月の「ふるさと塾」は会場の都合で今日金曜日となった。テーマは「革命の中を駆け抜けた風雲児ナポレオン」。これまで何回かフランス革命を話してきた。フランス革命の一環としてナポレオンを語る。ナポレオンの名を知らぬ人はいないがナポレオンがフラン

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◇教皇は春の陽光のように日本列島に降り立ち、去って行った。嵐のような激務をこなした82歳の体力と気力に脱帽する。長崎・広島における核廃絶のメッセージは日本人の心に爽やかで強烈な衝撃を与えた。私は昨日の「へいわ845」の講義で教皇に触れた。週

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◇香港のデモは全く意外な決着となった。民主化を求めて戦ってきた勢力が、中国という強権が背後に控える中で選挙という民主的な方法で圧倒的な勝利を得た。民主化を求めて戦う若者は誰もが1989年の天安門の悪夢を恐れた。天安門に集まって民主化を求めた

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◇はらはらして見ていたが、韓国は土壇場でジーソミア失効を回避した。日韓の軍事情報に関する協力の協定である。北朝鮮の動きを中心として東アジアの情勢は極めて緊迫している。それに備えるために日米韓3国の連携は増々重要になっている。北朝鮮は核開発を

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◇最後の生物大量絶滅の原因は日本の領海に落下した巨大隕石が原因だった。地球の生物は何回もの大量絶滅を乗り越えて今日の繁栄の中にある。大量絶滅の後に爆発的な生物の大量発生と大繁栄を繰り返してきた。よく知られるのは約6600万年前の恐竜の絶滅で

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◇一年が速い。夢中で走って気付くと年末のムードになっている。今月は激しかった。3日、群馬マラソンで10キロを完走、7日から5日間の中国視察、15日人権の碑除幕式と続いた。いずれも公私に亘る重大事であった。帰国後、訪中記を小冊子にまとめる作業

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◇15日(金)の早朝、走りながら「やったー」と心で叫んだ。心配した天気は快晴だった。予報では荒れた天気だった。草津が雪だったら除幕式は大変だと心配したのだ。式は午後1時半であるが、午前9時半に栗生楽泉園に着いた。ボランティアの人たちは既に動

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◇15日(金)の早朝、走りながら「やったー」と心で叫んだ。心配した天気は快晴だった。予報では荒れた天気だった。草津が雪だったら除幕式は大変だと心配したのだ。式は午後1時半であるが、午前9時半に栗生楽泉園に着いた。ボランティアの人たちは既に動

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◇中国の旅中、毎日新聞連載(群馬版)の第3回が載った。明日9日(土)版である。私は朝の貴陽市を走りながら田中正造の世界を想像した。「第二の春城」と呼ばれる標高1071mの山あいの街は急速に近代化が進んでいる。内陸の都市がこの状況であるから中

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◇福建省漳州市の朝を走る。6時、既に夜は明けて街には活気が感じられる。中国の街で驚くのは至る所にスローガンがあふれていることである。社会を一つの方向に向かわせようとする共産党政権の意図が窺えた。建設現場の大きな壁には「社会主義核心」と

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◇7日、貴州省訪問の第一日目。総勢28名は午前4時半頃前橋駅前からバスで成田へ向かう。バスの中で目を醒ますと朝日が美しい。上海蒲東空港までは2時間半。出発後間もなく雪を頂いた富士を見る。上海から乗り継いで次の空港へ向かうがこの空の旅も約2時

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◇中国の旅中、毎日新聞連載(群馬版)の第3回が載る。明日9日(土)版である。私は朝の貴陽市を走りながら田中正造の世界を想像した。「第二の春城」と呼ばれる標高1071mの山あいの街は急速に近代化が進んでいる。内陸の都市がこの状況であるから中国

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◇11月3日のマラソンを私は特別の思いで迎えた。4日前に満79歳となり、この10キロ走は私の体力、気力を証明する重大事だからである。目の前に人生高齢の森が無気味に控えている。それに走り込むための入場券の意味もある。早朝、ジョギングを除きいつ

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